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スマートフォンに「+803」から始まる電話番号が表示されると、
「海外からの電話みたいだけれど、どこの国?」
「もしかして詐欺電話?」
「うっかり出てしまったけれど大丈夫?」
と不安になりますよね。
先に結論をお伝えすると、+803は、現在どこかの国に正式に割り当てられている国番号ではありません。
国際電気通信連合(ITU)の国番号一覧では、803は特定の国や地域が使う番号ではなく、将来の割り当てに備えた「Spare code」として掲載されています。
そのため、心当たりのない「+803」から電話がかかってきた場合は、発信元の分からない不審な着信として警戒しましょう。
基本的な対応は、次の3つです。
- 電話に出ない
- 折り返さない
- 番号を着信拒否する
この記事では、スマートフォンの画面に「+803」と表示された電話について、どこの国からの着信なのか、出るとどうなるのか、すでに個人情報を伝えてしまった場合の対処法まで分かりやすく解説します。
なお、「+1 803」や「0803」から始まる電話番号は、この記事で扱う「+803」とは異なります。違いについても本文で詳しくご紹介します。
803から始まる電話番号は詐欺?まず結論を解説
結論|+803は正規の国番号ではなく警戒が必要
「+803」と表示された電話を、番号だけで必ず詐欺だと断定することはできません。
しかし、+803は特定の国に割り当てられた国番号ではないため、正規の国際電話とは判断しにくい不審な番号です。
発信者番号が正しく表示されていない場合や、別の電話番号から発信しているように見せかけている場合も考えられます。
国民生活センターも、心当たりのない国際電話は詐欺電話の可能性が高いため、出たり折り返したりしないよう呼びかけています。
知らない「+803」から着信があっても、無理に相手を確かめる必要はありません。
+803と表示された電話には出ない・折り返さない
+803から電話がかかってきたときは、次のように対応しましょう。
- 着信中でも電話に出ない
- 不在着信が残っても折り返さない
- 留守番電話やSMSの内容を確認する
- 心当たりがなければ着信拒否する
折り返すことで、相手との会話が始まったり、国際通話料金が発生したりする可能性があります。
相手が誰なのか気になっても、自分から連絡するのは避けましょう。
警察や公的機関を名乗ってもいったん電話を切る
最近は、電話会社や総務省などを名乗ったあと、警察官役の人物に電話をつなぐ手口が確認されています。
相手は、
- 「あなた名義の携帯電話が犯罪に使われています」
- 「あなたの銀行口座が事件に関係しています」
- 「逮捕される可能性があります」
などと告げ、不安をあおってきます。
しかし、警察庁は、警察官が電話で「捜査対象になっている」などと伝えたり、SNSで逮捕状や警察手帳の画像を送ったりすることはないと注意喚起しています。
警察や公的機関を名乗られても、その場で信用してはいけません。
いったん電話を切り、相手から教えられた番号ではなく、自分で調べた警察署や公的機関の公式番号に連絡してください。
電話に出てしまっただけなら慌てる必要はない
「もう電話に出てしまった」と気づくと、スマートフォンが乗っ取られたのではないかと心配になりますよね。
電話に出ただけで、直ちに詐欺被害が成立するわけではありません。
相手の指示に従わず、個人情報や暗証番号を伝えていないのであれば、まずは落ち着いて電話を切りましょう。
その後、電話番号を着信拒否して、同じような不審電話やSMSが届かないか注意してください。
803から始まる電話番号はどこの国?番号の正体を解説

+803は特定の国に割り当てられた国番号ではない
国際電話では、電話番号の先頭に国や地域を示す国番号が付いています。
たとえば、主な国番号は次のとおりです。
- 日本:+81
- アメリカやカナダなど:+1
- イギリス:+44
- 中国:+86
- 韓国:+82
一方、+803は特定の国や地域に割り当てられていません。
ITUの一覧では、803は将来の使用に備えた予備の番号として扱われています。
そのため、「+803はどこの国ですか?」という疑問への答えは、現在はどこの国の番号でもないとなります。
国際電話の「+」と国番号の仕組み
電話番号の最初に付いている「+」は、国際電話であることを示す表示です。
「+」の後ろに続く1~3桁程度の数字を見れば、一般的にはどの国や地域の番号なのか判断できます。
ただし、スマートフォンに表示された電話番号が、必ずしも本当の発信元を表しているとは限りません。
番号が偽装されていたり、通信の途中で正しく表示されなかったりする可能性もあります。
+803と+1 803は別の電話番号
「+803」と「+1 803」は、一見するとよく似ていますが、意味が異なります。
+803
- 803が国番号のように表示されている
- 現在、803は特定の国には割り当てられていない
+1 803
- +1が国番号
- 803はアメリカ国内の地域番号
北米番号計画を管理するNANPAの資料では、803はアメリカ・サウスカロライナ州の地域番号として使用されています。
したがって、「+1 803」から始まる番号は、形式上はアメリカのサウスカロライナ州に関係する番号です。
ただし、番号が正しい形式だからといって、安全な電話とは限りません。心当たりのない海外番号には折り返さないようにしましょう。
+803と0803から始まる国内番号も異なる
「+803」と「0803」も別の番号です。
日本の携帯電話では、「080-3xxx-xxxx」のように、番号の途中までを見ると「0803」と続くことがあります。
この場合は「080」から始まる日本国内の携帯電話番号です。
確認するときは、最初の記号と番号の区切りを見てください。
- +803……:国際電話のように表示された番号
- +1 803……:国番号+1と地域番号803
- 080-3……:日本の携帯電話番号
着信履歴の表示幅が狭いと見間違えることもあるため、番号全体を開いて確認するとよいでしょう。
発信者番号は偽装されることがある
電話の着信画面には、通常、発信元の電話番号が表示されます。
しかし、表示されている番号を別の番号に見せかける手口も確認されています。
警察庁は、実在する警察署の番号や、警察署で使われることが多い末尾「0110」の番号を偽装表示する事例について注意を呼びかけています。
画面に本物らしい番号が表示されても、それだけで相手を信用してはいけません。
実在する警察署や公的機関の番号が表示される場合もある
詐欺電話の中には、実在する警察署などの番号を表示させるものがあります。
電話番号をインターネットで検索すると、本物の警察署が出てくるため、「本当に警察からの電話だ」と信じてしまいやすいのです。
しかし、電話番号が一致していても、相手が本物だとは限りません。
不審な電話があった場合は、いったん通話を終了し、警察署の公式サイトなどで番号を調べ直して、自分からかけ直しましょう。
電話番号検索サイトの情報を信用しすぎてはいけない
電話番号検索サイトには、実際に電話を受けた人の口コミが掲載されていることがあります。
番号を調べるときの参考にはなりますが、投稿内容が必ず正しいとは限りません。
また、同じ番号が別の目的で使われるようになったり、表示番号自体が偽装されたりすることもあります。
検索結果に「安全」と書かれていても、心当たりのない相手に個人情報を伝えるのは避けましょう。
+803から始まる電話で考えられる詐欺の手口
警察官や検察官を名乗る
特に注意したいのが、警察官や検察官を名乗る電話です。
相手は、次のような言葉で不安をあおってきます。
- あなたの口座が犯罪に使われている
- 犯人があなた名義のキャッシュカードを持っていた
- あなたに逮捕状が出ている
- 犯罪に関わっていないことを証明してほしい
- 資産を調査するため別の口座へ移してほしい
警察庁によると、LINEなどのビデオ通話へ誘導し、偽物の警察手帳や、被害者の名前が書かれた偽の逮捕状を見せる手口も確認されています。
総務省や通信会社を名乗る
自動音声で、
- 「あなたの電話は2時間後に停止されます」
- 「未納料金があります」
- 「本人確認のため1番を押してください」
などと案内するケースもあります。
番号を押すと、人につながり、氏名や生年月日、住所などを聞かれることがあります。
心当たりのない自動音声が流れたら、案内に従わず、そのまま電話を切りましょう。
国民生活センターも、不審な自動音声は最後まで聞かず、個人情報を伝えないよう案内しています。
入国管理局や大使館を名乗る
入国管理局や大使館、税関などを名乗り、
- 「重要な書類があります」
- 「あなた名義の荷物に問題があります」
などと告げることもあります。
日本語だけでなく、外国語の自動音声が流れる場合もあります。
心当たりがなければ操作せず、電話を切ってください。
市役所や税務署などの公的機関を名乗る
市役所や税務署、年金事務所などを名乗り、
- 還付金がある
- 手続きの期限が迫っている
- 保険料が未納になっている
- ATMで手続きしてほしい
と伝える手口も考えられます。
公的機関の名前を出されると焦ってしまいますが、その場で口座情報を伝えたり、ATMへ向かったりしないでください。
宅配業者や通販会社を名乗る
「荷物を預かっている」「注文代金が未払いになっている」などと伝え、SMSや偽サイトへ誘導する手口にも注意が必要です。
電話の後にSMSが届いても、記載されたURLをすぐに開いてはいけません。
実際に荷物を注文している場合は、SMS内のURLではなく、通販サイトや宅配業者の公式アプリから配送状況を確認しましょう。
LINEやビデオ通話へ誘導する
警察や公的機関を名乗る相手から、
- 「詳しい話はLINEで行います」
- 「ビデオ通話で本人確認をします」
と言われたら、詐欺を疑ってください。
警察がSNSで逮捕状や警察手帳の画像を送ったり、ビデオ通話で見せたりすることはありません。
アプリのインストールや画面共有を求める
相手が、
- 「調査に必要なアプリを入れてください」
- 「スマートフォンの画面を共有してください」
- 「遠隔操作を許可してください」
と指示してくることもあります。
画面共有や遠隔操作を許可すると、インターネットバンキングの操作や認証情報を見られるおそれがあります。
知らない相手から指定されたアプリはインストールせず、画面共有にも応じないでください。
口座や暗号資産へお金を移すよう要求する
警察官を名乗る相手が、
- 「口座を調査します」
- 「安全な口座に資産を移します」
- 「保釈金を支払えば逮捕されません」
などと言って、お金を振り込ませるケースがあります。
警察が捜査や資金確認を理由に、電話で個人の口座へ送金を求めることはありません。
暗号資産の購入や送金を求められた場合も、応じないようにしましょう。
「家族には話さないで」と口止めする
詐欺の相手は、周囲に相談されることを嫌がります。
そのため、
- 「秘密の捜査なので誰にも話さないでください」
- 「家族に話すと逮捕されます」
- 「電話を切らないでください」
などと口止めすることがあります。
「誰にも相談しないで」と言われたときほど、いったん電話を切り、家族や警察へ相談してください。
803から始まる電話番号に出るとどうなる?
電話に出ただけで直ちに被害が発生するとは限らない
+803からの電話に出てしまっても、すぐにお金が引き出されたり、スマートフォン内の情報がすべて盗まれたりするわけではありません。
ただし、会話を続けることで、相手に誘導される可能性があります。
不審だと感じたら、理由を説明せずに切って構いません。
出ただけでスマートフォンが乗っ取られる可能性は低い
通常の音声通話に応答しただけで、スマートフォンがその場で遠隔操作されるとは考えにくいでしょう。
注意が必要なのは、電話の後に次のような操作をした場合です。
- SMSに届いたURLを開いた
- IDやパスワードを入力した
- 指定されたアプリを入れた
- 画面共有や遠隔操作を許可した
- 認証コードを相手に教えた
これらに当てはまる場合は、早めにパスワード変更や関係機関への相談を行いましょう。
会話から個人情報を聞き出されることがある
相手が最初からすべての個人情報を知っているとは限りません。
「○○さんですか?」
「東京都にお住まいですよね?」
などと質問し、会話の中で情報を集めることがあります。
名前を間違えられても訂正せず、相手の質問には答えないようにしましょう。
無言電話だった場合も折り返さない
電話に出ても無言のまま切れた場合、機械による一斉発信や通信上の問題など、さまざまな可能性があります。
理由は番号だけでは判断できません。
無言電話であっても折り返さず、同じ番号から何度もかかってくる場合は着信拒否しましょう。
自動音声の番号を押してしまった場合
自動音声で案内された番号を押してしまっても、慌てず通話を切ってください。
番号を押しただけであれば、その後の会話や操作に進まないことが大切です。
相手につながっても、名前や住所、口座情報などを伝えず、そのまま終了しましょう。
留守番電話を再生するだけなら慌てなくてよい
留守番電話に入った音声を聞いただけで、直ちに被害が発生するわけではありません。
ただし、音声の中で案内された番号へ電話したり、SMSに届いたURLを開いたりするのは避けてください。
本当に必要な連絡であれば、相手の会社や機関の公式サイトから問い合わせ先を調べて確認しましょう。
折り返し電話をしてはいけない理由
折り返すと、次のような問題につながる可能性があります。
- 詐欺の相手と直接会話することになる
- 個人情報を聞き出される
- 国際電話の通話料金が発生する
- 別の電話やSMSへ誘導される
海外番号への発信は、契約している料金プランによっては定額通話の対象外です。
番号の正体を確認するためだけに折り返すのは避けましょう。
電話に出るだけで料金は発生する?
日本国内で日本の携帯電話を使って着信に応答する場合、一般的には受信した側へ通常の通話料金はかかりません。
ただし、海外ローミング中は、着信した側にも料金が発生する場合があります。携帯電話会社も、海外で着信に応答すると着信料がかかることがあると案内しています。
海外旅行中に不審な着信があった場合は、特に電話に出ないよう注意しましょう。
状況別|+803から電話がかかってきた場合の対処法

不在着信が残っているだけの場合
不在着信だけで、相手と話していない場合は、次の対応で十分です。
- 折り返さない
- 留守番電話があれば内容を確認する
- SMSに届いたURLを開かない
- 心当たりがなければ着信拒否する
不在着信が残っただけで、慌てて電話番号を変更する必要はありません。
電話に出たが何も話していない場合
電話に出たものの、何も話さず切った場合は、折り返さず着信拒否してください。
相手から再び電話があっても、対応しないようにしましょう。
名前や住所、生年月日を伝えてしまった場合
名前や住所などを伝えてしまったときは、それ以上相手と連絡を取らないことが大切です。
次の内容をメモまたは保存しておきましょう。
- 着信日時
- 表示された電話番号
- 相手が名乗った組織名
- 伝えてしまった情報
- 相手から言われた内容
今後、同じ情報を使って別の人物から連絡が来る可能性もあるため、不審な電話やSMSに注意してください。
心配な場合は、警察相談専用電話「#9110」へ相談できます。
口座番号やカード番号を伝えてしまった場合
銀行口座やクレジットカードの情報を伝えた場合は、すぐに金融機関やカード会社へ連絡してください。
暗証番号を伝えていなくても、カード会社の案内に従って利用停止や再発行を検討しましょう。
利用明細も確認し、身に覚えのない支払いがないか確認してください。
暗証番号や認証コードを伝えてしまった場合
暗証番号やSMSで届いた認証コードを教えてしまった場合は、緊急性が高くなります。
すぐに関係する銀行、カード会社、携帯電話会社、サービス運営会社へ連絡しましょう。
認証コードは、本人確認のために使われる大切な情報です。警察や銀行を名乗る相手であっても、電話で伝えてはいけません。
パスワードを伝えてしまった場合
パスワードを教えたり、偽サイトに入力したりした場合は、別の信頼できる端末からパスワードを変更してください。
同じパスワードを複数のサービスで使っている場合は、ほかのサービスも変更しましょう。
あわせて、ログイン履歴や登録情報が変更されていないか確認してください。
指定されたURLを開いてしまった場合
URLを開いただけで、必ず被害が発生するわけではありません。
ただし、その後に個人情報やパスワードを入力した場合は、情報が相手に渡った可能性があります。
何を入力したか思い出し、関係するサービスのパスワード変更や利用停止を行いましょう。
アプリをインストールしてしまった場合
相手の指示でアプリを入れてしまった場合は、相手との通話や画面共有を終了してください。
そのうえで、
- スマートフォンの通信を一時的に切る
- インターネットバンキングを操作しない
- 別の端末からパスワードを変更する
- 携帯電話会社やサービス運営会社へ相談する
といった対応を行います。
アプリを削除してよいか分からない場合は、携帯電話会社の窓口などへ相談すると安心です。
画面共有や遠隔操作を許可してしまった場合
まず画面共有や遠隔操作を終了し、通信を切りましょう。
相手に見られた可能性のあるサービスのパスワードを、別の安全な端末から変更します。
銀行やカードの画面を開いていた場合は、金融機関にも連絡してください。
お金を振り込んでしまった場合
送金後に詐欺だと気づいた場合は、時間を置かずに次の対応をしてください。
- 振込先の金融機関へ連絡する
- 自分が利用している金融機関へ連絡する
- 警察へ相談する
- 振込明細や相手とのやり取りを保存する
自分だけで相手と交渉したり、お金を取り戻そうとして再度連絡したりしないでください。
暗号資産を送金してしまった場合
暗号資産を送ってしまった場合は、利用した交換業者へすぐに相談しましょう。
相手のウォレットアドレス、送金履歴、取引ID、メッセージの画面などを保存し、警察にも相談してください。
「返金するために追加料金が必要」と言われても、さらに送金してはいけません。
相手から何度も電話がかかってくる場合
毎回電話に出ず、番号を着信拒否してください。
別の番号から繰り返しかかってくる場合は、着信履歴を削除せず保存しておきましょう。
脅すような内容がある場合や、自宅へ行くと言われた場合は、警察へ相談してください。身の危険が迫っている場合は110番です。
803から始まる電話番号への正しい対処法
知らない国際電話には出ない
心当たりのない「+」から始まる電話には、基本的に出ないようにしましょう。
本当に用件がある相手であれば、留守番電話やSMSなどに内容を残す可能性があります。
自動音声が流れたら操作せず電話を切る
「番号を押してください」と案内されても、操作する必要はありません。
自動音声を最後まで聞かずに切ることも、不審電話への有効な対策です。
相手から教えられた番号には電話しない
警察や役所を名乗る相手から、
「確認のため、この番号にかけてください」
と言われても、教えられた番号には電話しないでください。
公式サイトに掲載されている電話番号を自分で調べて確認しましょう。
着信履歴・録音・SMSを削除せず保存する
警察や金融機関へ相談するときは、記録があると状況を説明しやすくなります。
次の情報を保存してください。
- 着信履歴
- 電話番号
- 通話した日時
- 相手が名乗った名前や所属
- SMSやLINEの画面
- 送られてきた画像やURL
- 振込先や送金記録
ブロックする前に、必要に応じてスクリーンショットを撮っておくとよいでしょう。
iPhoneで+803からの電話を着信拒否する方法
iPhoneでは、電話アプリの履歴から対象の番号を開き、詳細画面から着信拒否できます。
知らない番号からの着信全体を減らしたい場合は、設定から不明な発信者を消音またはスクリーニングすることも可能です。
設定方法は、基本的に次の流れです。
「設定」→「アプリ」→「電話」→不明な発信者に関する設定
不明な発信者を消音すると、対象の電話は着信音が鳴らず、留守番電話へ送られます。
ただし、病院や学校、宅配業者など、連絡先に登録していない必要な電話も消音される場合があります。
Androidで+803からの電話を着信拒否する方法
Googleの電話アプリでは、次の手順で番号をブロックできます。
- 電話アプリを開く
- 通話履歴から対象の番号を選ぶ
- 「ブロック/迷惑電話を報告」を選ぶ
Androidは、機種や電話アプリによって表示や操作方法が異なります。項目が見つからない場合は、携帯電話会社やスマートフォンメーカーの公式サポートを確認してください。
携帯電話会社の迷惑電話対策を利用する
携帯電話会社によっては、迷惑電話を判定したり、危険性のある番号を知らせたりするサービスがあります。
契約内容によって無料・有料が異なるため、利用している携帯電話会社の公式サイトで確認しましょう。
迷惑電話対策アプリを利用する
警察庁は、国際電話番号などからの詐欺電話を直接受けない対策として、迷惑電話をブロックできるアプリの活用を案内しています。
ただし、アプリを入れる場合は、必ず公式アプリストアや警察庁の案内から確認してください。
電話の相手から紹介されたアプリを入れてはいけません。
固定電話の国際電話利用を休止する
固定電話で国際電話を利用していない家庭では、国際電話の発着信を休止する方法もあります。
国民生活センターは、固定電話について国際電話不取扱受付センターへの申請を案内しています。携帯電話の場合は、端末の設定や携帯電話会社のサービスを確認しましょう。
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+803からの電話を相談・通報する方法
警察相談専用電話「#9110」へ相談するケース
「詐欺かどうか分からないけれど不安」という場合は、警察相談専用電話「#9110」へ相談できます。
たとえば、次のような場合です。
- 警察官を名乗られた
- 逮捕すると言われた
- 口座や資産について聞かれた
- 個人情報を伝えてしまった
- 不審な電話が何度も続いている
#9110は、緊急ではない警察への相談窓口です。
緊急性が高い場合は110番する
次のような場合は、#9110ではなく110番を検討してください。
- 相手から危害を加えると脅されている
- 自宅へ行くと言われている
- 現在も送金や金銭の受け渡しを迫られている
- 相手が自宅付近にいる可能性がある
身の安全を優先し、安全な場所から通報しましょう。
消費者ホットライン「188」へ相談するケース
未納料金や契約、通販、公的機関を名乗る請求など、消費者トラブルについて相談したい場合は「188」を利用できます。
188へ電話すると、地域の消費生活センターなどにつながります。
「警察と消費生活センターのどちらに相談すればよいか分からない」という場合でも、一人で抱え込まず、相談しやすい窓口へ連絡してください。
銀行やカード会社へ連絡したほうがよいケース
次の情報を伝えてしまった場合は、警察への相談とあわせて金融機関へ連絡しましょう。
- 口座番号
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
- 暗証番号
- SMSの認証コード
- インターネットバンキングの情報
身に覚えのない取引がない場合でも、今後必要な対応を確認してください。
携帯電話会社へ連絡したほうがよいケース
次の場合は、携帯電話会社にも相談しましょう。
- 携帯電話会社のIDやパスワードを伝えた
- SIMや契約に関する情報を教えた
- 不審なアプリをインストールした
- 遠隔操作を許可した
- 不審電話が大量に続いている
+803からの不審電話を防ぐための備え
連絡先に登録していない番号にはすぐ出ない
知らない番号から電話が鳴ると、急ぎの連絡ではないかと心配になりますよね。
しかし、一度見送って留守番電話を確認してからでも遅くありません。
病院や学校、仕事関係など、必要な相手の番号は普段から連絡先へ登録しておくと安心です。
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留守番電話を有効にする
不審電話の相手は、録音を嫌がってすぐに切ることがあります。
留守番電話に用件を残してもらい、必要な電話だけ折り返す習慣をつけると、相手と直接話す機会を減らせます。
SMSやメールのURLをすぐに開かない
電話のあとに届いたSMSには注意してください。
「本人確認はこちら」
「未納料金を確認してください」
「逮捕状を確認してください」
などと書かれていても、そのままURLを開かないようにしましょう。
公式アプリや公式サイトを自分で開いて確認することが大切です。
パスワードを使い回さない
ひとつのサービスからパスワードが知られると、同じパスワードを使っているほかのサービスへログインされる可能性があります。
サービスごとに異なるパスワードを設定し、利用できる場合は二段階認証も設定しましょう。
認証コードは誰にも教えない
SMSなどに届く認証コードは、本人確認に使われる大切な情報です。
銀行員、警察官、携帯電話会社の担当者を名乗られても、電話で伝えてはいけません。
家族で不審電話への対応ルールを決める
家族で次のようなルールを共有しておくと安心です。
- 知らない海外番号には出ない
- お金の話が出たら電話を切る
- 警察を名乗られても一人で判断しない
- 暗証番号や認証コードを教えない
- 振り込む前に必ず家族へ相談する
子どもや高齢の家族だけで留守番することがある家庭では、電話の近くにルールを書いて置いておくのもよいでしょう。
803から始まる電話番号に関するよくある質問
+803から始まる電話番号はどこの国ですか?
+803は、現在特定の国や地域に割り当てられている国番号ではありません。
ITUでは、将来の割り当てに備えた予備番号として掲載されています。
+803からの電話はすべて詐欺ですか?
番号だけですべて詐欺だと断定することはできません。
ただし、正規の国番号として割り当てられていない番号のため、心当たりがなければ不審な着信として警戒しましょう。
+803と+1 803は同じ電話番号ですか?
同じではありません。
+803は803が国番号のように表示された番号です。
+1 803は、国番号+1の後にアメリカ・サウスカロライナ州の地域番号803が続いている形式です。
0803から始まる番号も国際電話ですか?
先頭に「+」がなく、11桁の電話番号が「080」から始まっている場合は、日本国内の携帯電話番号である可能性があります。
番号全体と「+」の有無を確認してください。
警察が国際電話で連絡してくることはありますか?
国際電話という理由だけで、必ず偽物とは断定できません。
ただし、警察を名乗る相手から、
- 捜査対象になっている
- SNSへ移動してほしい
- 逮捕状の画像を送る
- 資産を別の口座へ移してほしい
などと言われた場合は詐欺を疑い、電話を切って#9110へ相談してください。
電話に出るだけで料金は発生しますか?
日本国内で通常の携帯電話として着信を受ける場合、一般的には受信側へ通常の通話料金はかかりません。
ただし、海外ローミング中は着信料が発生することがあります。契約している携帯電話会社の料金を確認してください。
折り返すと高額な料金が発生しますか?
必ず高額になるとは限りませんが、海外番号へ発信すると国際電話料金がかかる可能性があります。
通話料を確認するために折り返すのではなく、心当たりがなければ無視しましょう。
電話に出ただけでスマートフォンを乗っ取られますか?
通常の音声通話に出ただけで、直ちにスマートフォンが乗っ取られるとは考えにくいでしょう。
ただし、相手の指示でアプリを入れたり、画面共有を許可したり、パスワードを伝えたりした場合は対処が必要です。
自動音声で番号を押してしまったら危険ですか?
番号を押しただけで必ず被害が発生するわけではありません。
その後の案内には従わず、電話を切って着信拒否してください。個人情報を伝えた場合は、#9110や188へ相談しましょう。
留守番電話を聞くだけなら問題ありませんか?
音声を再生しただけで慌てる必要はありません。
ただし、留守番電話で指定された番号へ折り返したり、後から届いたSMSのURLを開いたりしないでください。
着信履歴は削除してもよいですか?
何も被害がなく、単に着信が残っているだけなら削除しても構いません。
ただし、個人情報を伝えた、送金を求められた、脅されたなどの事情がある場合は、相談時の記録になるため保存しておきましょう。
着信拒否しても別の番号からかかってくるのはなぜですか?
相手が複数の番号を使っている可能性があります。
同じ番号をブロックしても別の番号から着信する場合は、不明な発信者の消音機能や、携帯電話会社の迷惑電話対策も検討しましょう。
名前や電話番号を知られているのはなぜですか?
相手が古い名簿や何らかの情報を入手している場合のほか、電話番号を無作為に発信し、会話の中で名前などを聞き出している場合も考えられます。
どこから知られたのか、着信だけで特定することはできません。
相手が自分の名前を知っていても、本物の警察や事業者だと信用しないようにしましょう。
【まとめ】803から始まる電話番号は無視・ブロックが基本
+803から始まる電話番号について、重要なポイントをおさらいします。
- +803は特定の国に割り当てられた国番号ではない
- 番号だけで詐欺とは断定できないが、警戒が必要
- +803と+1 803、0803は別の番号
- 知らない+803からの電話には出ない
- 不在着信が残っても折り返さない
- 警察や公的機関を名乗られてもいったん切る
- 電話に出ただけなら、まず落ち着いて対応する
- 個人情報や認証コードを伝えない
- お金を送った場合は、すぐに金融機関と警察へ連絡する
- 不安なときは#9110や188へ相談する
突然、見慣れない海外番号から電話がかかってくると、何か重要な用件ではないかと気になってしまいます。
しかし、心当たりのない電話に無理に対応する必要はありません。
出ない・折り返さない・一人で判断しないことを意識し、不安なときは家族や相談窓口を頼りましょう。

