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PTA新聞やPTA広報誌を作るとき、意外と手が止まりやすいのが「編集後記」です。
記事の本文や写真の配置はなんとか終わったのに、最後の編集後記だけがなかなか書けない……という方も多いのではないでしょうか。
「何を書けばいいの?」
「かたすぎる文章になったらどうしよう」
「保護者や先生に失礼のない内容にしたい」
「できれば例文を参考にして、短時間で仕上げたい」
PTA新聞の編集後記は、むずかしい文章でなくても大丈夫です。大切なのは、新聞を読んでくれた方への感謝や、制作に関わった人のちょっとした気持ちが伝わることです。
この記事では、PTA新聞の編集後記の基本的な考え方から、簡単に書ける3ステップ、コピペして使いやすい例文、書き出しや締めの言葉まで、初心者の方にもわかりやすく紹介します。
「とにかく無難に、でも感じよくまとめたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
- PTA新聞の編集後記とは?何を書けばいいのかを簡単に解説
- PTA新聞の編集後記を書く前に確認しておきたいこと
- PTA新聞の編集後記はこの3ステップで簡単に書ける
- PTA新聞の編集後記に入れやすいネタ一覧
- そのまま使える編集後記のテンプレート
- 【コピペOK】PTA新聞の編集後記例文集
- 編集後記にそのまま使える書き出し・締めの言葉
- PTA新聞の編集後記で使いやすい季節のあいさつ
- 編集後記を自然に見せる言い換え例
- 読みやすく好印象になるPTA新聞の編集後記の書き方
- 編集後記を短時間で仕上げるコツ
- PTA新聞の編集後記で避けたい注意点
- PTA新聞の編集後記をチェックするときのポイント
- PTA新聞の編集後記が思いつかないときの考え方
- PTA新聞の編集後記に関するよくある質問
- まとめ|PTA新聞の編集後記は短くても気持ちが伝われば大丈夫
PTA新聞の編集後記とは?何を書けばいいのかを簡単に解説
PTA新聞の編集後記とは、新聞や広報誌の最後に添える「あとがき」のような文章です。
紙面を作った感想や、取材を通して感じたこと、協力してくれた方へのお礼などを書くことが多く、読者に向けた最後のひと言として使われます。
記事本文のように情報をくわしく伝える役割とは少し違い、編集後記は紙面全体をやさしく締めくくるための文章と考えるとわかりやすいです。
とはいえ、あまり難しく考えすぎる必要はありません。PTA新聞の編集後記は、プロのライターが書くような立派な文章でなくても大丈夫です。
むしろ、保護者らしいやさしい言葉で書かれているほうが、読み手に親しみを持ってもらいやすくなります。
かしこまった表現を並べるよりも、「協力してもらえてうれしかった」「子どもたちの様子が印象に残った」といった素直な気持ちを、少し丁寧に言葉にするくらいで十分です。
編集後記は短いスペースで読まれることが多いため、難しい内容よりも、やさしく自然に読めることのほうが大切です。
編集後記は「あとがき+感謝のひと言」くらいでOK
編集後記と聞くと、きちんとした文章を書かなければいけないように感じるかもしれません。
でも、PTA新聞の場合は、あまりかしこまりすぎなくても問題ありません。
基本は、次のような内容を入れるだけで十分です。
- PTA新聞を発行できたことへのひと言
- 取材や制作を通して感じたこと
- 先生・保護者・地域の方への感謝
- 次号や今後の活動へのひと言
全部を長く書く必要はなく、この中から2つか3つを入れるだけでも、十分に編集後記らしい文章になります。
たとえば、次のような短い文章でも編集後記として成り立ちます。
今回のPTA新聞では、子どもたちの元気な様子をたくさんお届けできるよう心がけました。取材や写真撮影にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
このくらいシンプルでも、感謝の気持ちが伝われば大丈夫です。
紙面の最後に、読み手がほっとするようなひと言が添えられているだけで、全体の印象はぐっとやわらかくなります。
PTA新聞ならではの編集後記の役割
PTA新聞の編集後記には、学校や家庭をつなぐ役割もあります。
行事の様子や学校生活の一場面を、保護者の目線でふり返ることで、読者に「こんな雰囲気だったんだな」と伝えることができます。
また、PTA広報委員や新聞担当者の人柄が少し見えることで、紙面全体があたたかい印象になります。
単に情報を並べるだけでは伝わりにくい空気感や、現場で感じたあたたかさを、最後の短い文章でそっと補えるのが編集後記のよいところです。
読む側にとっても、編集後記があることで「誰かが思いを込めてこの紙面を作ったんだな」と感じやすくなります。
ただし、個人的な感想を書きすぎたり、特定の人だけがわかる話題に偏ったりすると、読者が読みづらく感じることもあります。
PTA新聞の編集後記では、「みんなに伝わる」「読んでいて気持ちがいい」ことを意識すると安心です。
とくに学校に関わる多くの人が目にするものだからこそ、内輪だけで盛り上がる内容よりも、広く気持ちよく読める文章を目指すとまとめやすくなります。
無理に上手な文章を書こうとしなくて大丈夫
編集後記を書くときに一番大切なのは、文章のうまさではありません。
読んでくれた方に、自然な言葉で気持ちを伝えることです。
たとえば、「子どもたちの笑顔が印象的でした」「先生方のご協力のおかげで、無事に発行できました」など、普段の言葉に少し丁寧さを足すくらいで十分です。
無理に難しい言葉を使うと、かえってかたい印象になることもあります。
「立派に書かなければ」と思うほど、手が止まりやすくなってしまいますが、PTA新聞の編集後記はそこまで気負わなくて大丈夫です。
大切なのは、読み手に伝わりやすいことと、感謝や思いが無理なくにじむことです。
PTA新聞の編集後記は、やさしく、読みやすく、感謝が伝わる文章を目指しましょう。
PTA新聞の編集後記を書く前に確認しておきたいこと
編集後記を書く前に、いくつか確認しておくと安心です。
とくにPTA新聞は、学校・保護者・先生・地域の方など、いろいろな立場の人が読む可能性があります。
そのため、自分の感想だけでなく、「読んだ人がどう感じるか」も少し意識しておくと、失敗しにくくなります。
学校やPTAの雰囲気に合っているか確認する
PTA新聞の雰囲気は、学校によって少しずつ違います。
きちんとした印象の広報誌もあれば、親しみやすくやわらかい雰囲気の新聞もあります。
編集後記を書く前に、学校やPTAの雰囲気に合っているかを確認しておきましょう。
たとえば、全体的に落ち着いた紙面なら、編集後記も少し丁寧な言葉づかいにすると自然です。
一方で、写真やイラストが多く明るい雰囲気のPTA新聞なら、やわらかい言葉で親しみやすく書いてもよいでしょう。
過去のPTA新聞や広報誌を参考にする
編集後記に迷ったときは、過去のPTA新聞や広報誌を見るのがおすすめです。
過去の紙面を見ると、文章の長さや言葉づかい、よく使われている表現がわかります。
「毎回どのくらいの文字数で書いているのか」
「委員名を入れているのか」
「くだけた表現は使っているのか」
このあたりを確認しておくと、学校の雰囲気から大きく外れにくくなります。
初めて担当する方は、まず過去の編集後記を参考にして、似た雰囲気でまとめると安心です。
個人名や写真に関する表現は慎重にする
PTA新聞では、個人名や写真に関わる表現には注意が必要です。
編集後記の中で、特定の児童や保護者、先生について詳しく書きすぎると、受け取り方によっては気になる方もいるかもしれません。
とくに、子どもの名前や個別のエピソードを入れる場合は、学校やPTAの方針に合わせることが大切です。
迷ったときは、個人が特定されにくい表現にしておくと安心です。
たとえば、「〇〇さんの発表がすばらしかったです」よりも、「子どもたち一人ひとりが一生懸命取り組む姿が印象的でした」と書くほうが、広報誌らしい文章になります。
PTA新聞の編集後記はこの3ステップで簡単に書ける

PTA新聞の編集後記は、型にあてはめると簡単に書けます。
文章が苦手な方でも、次の3ステップを意識するとまとまりやすくなります。
- 最初にあいさつや発行のお礼を書く
- 行事・取材・制作中に感じたことを書く
- 最後に感謝や次号へのひと言で締める
この流れにすると、自然で読みやすい編集後記になります。
最初から完璧な文章を作ろうとすると、かえって手が止まりやすくなります。
そんなときは、この3ステップをそのまま順番どおりに並べるだけで十分です。
「最初にひと言あいさつを入れる」「真ん中で今回の紙面らしさを伝える」「最後に感謝で締める」という形を意識するだけで、読み手にとってもわかりやすい文章になります。
とくにPTA新聞の編集後記は、長く凝った文章よりも、流れが自然であることのほうが大切です。
この型を持っておくだけで、毎号の編集後記づくりがかなりラクになります。
ステップ1:最初にあいさつや発行のお礼を書く
まずは、PTA新聞を読んでくれる方へのあいさつや、発行できたことへのお礼から始めます。
書き出しで迷ったら、次のような一文が使いやすいです。
- 今年度もPTA新聞をお届けできることとなりました。
- 今回も多くの皆さまにご協力いただき、無事に発行することができました。
- お忙しい中、PTA新聞をご覧いただきありがとうございます。
- 今号では、子どもたちの学校での様子を中心にお届けします。
最初の一文は、短くて大丈夫です。
「読んでくれてありがとうございます」「発行できました」という気持ちが入っていれば、自然な導入になります。
ここで大切なのは、最初から長い説明を入れすぎないことです。
編集後記の冒頭は、あくまで読み手にやさしく入ってもらうための入口のようなものです。
そのため、あいさつやお礼をひと言入れるだけでも、十分に役割を果たせます。
また、書き出しに「今号では」「今回のPTA新聞では」と入れると、その後の文章にもつなげやすくなります。
文章全体の土台になる部分なので、迷ったらまずは無難なあいさつから始めると安心です。
ステップ2:行事・取材・制作中に感じたことを書く
次に、今回のPTA新聞の内容に合わせて、感じたことを書きます。
運動会、文化祭、先生紹介、給食特集、学校生活の紹介など、紙面のテーマに合わせると書きやすくなります。
たとえば、運動会特集なら次のように書けます。
運動会では、子どもたちが一生懸命走ったり、友だちを応援したりする姿がとても印象的でした。写真を選びながら、当日の熱気や笑顔を改めて感じることができました。
先生紹介なら、次のような文章も使いやすいです。
先生方への取材を通して、普段の授業だけでは見えにくい思いや工夫を知ることができました。子どもたちを温かく見守ってくださっていることを、改めて感じる機会になりました。
大切なのは、長く書きすぎないことです。
印象に残ったことをひとつ選んで、やさしい言葉でまとめましょう。
このステップは、編集後記の中でいちばん「その号らしさ」が出る部分です。
同じような発行のお礼が続きやすいPTA新聞でも、ここで行事や取材の内容に触れることで、毎号少しずつ違った印象を出すことができます。
ポイントは、全部を書こうとしないことです。
印象に残った場面、心に残ったひと言、写真を見ながら感じたことなど、ひとつに絞るだけで文章は十分まとまります。
また、「見て感じたこと」を素直に書くと、かたくなりすぎず、保護者目線のやさしい文章になりやすいです。
ステップ3:最後に感謝や次号へのひと言で締める
最後は、協力してくれた方へのお礼や、次号につながるひと言で締めます。
締めの言葉には、次のような表現が使いやすいです。
- 取材や撮影にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
- 今後も学校の様子をわかりやすくお届けできるよう努めてまいります。
- 次号も楽しみにしていただけますと幸いです。
- 引き続き、PTA活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
編集後記の締めは、感謝で終わると好印象です。
無理に気の利いたことを書かなくても、「ありがとうございました」で十分きれいにまとまります。
締めの部分は、文章全体の印象を決める大事なところです。
最後が自然に終わるだけで、編集後記全体が落ち着いて見えます。
逆に、終わり方があいまいだと、せっかく途中までまとまっていても少し不安定な印象になることがあります。
そのため、迷ったときは感謝の言葉で終えるのがいちばん安心です。
次号がある場合は、最後にひと言だけ前向きな言葉を添えると、やわらかく明るい締め方になります。
PTA新聞の編集後記に入れやすいネタ一覧
編集後記で一番悩みやすいのが、「何を書けばいいのかわからない」という点です。
そんなときは、次のようなネタから選ぶと書きやすくなります。
行事で印象に残った子どもたちの様子
PTA新聞の編集後記では、子どもたちの様子を書くと自然です。
たとえば、次のような場面は使いやすいネタになります。
- 一生懸命走る姿
- 友だちを応援する姿
- 発表に向けて練習してきた様子
- 笑顔で活動する姿
- 学年をこえて協力する姿
ただし、特定の子どもだけを取り上げるよりも、「子どもたち」という表現にすると安心です。
例文としては、次のように書けます。
行事を通して、子どもたちが友だちと協力しながら取り組む姿を見ることができました。紙面を通して、その雰囲気が少しでも伝わればうれしく思います。
先生や保護者への感謝の気持ち
編集後記には、先生や保護者への感謝も入れやすいです。
PTA新聞は、取材・写真提供・確認作業など、多くの人の協力があって完成します。
そのため、最後に感謝の言葉を添えると、あたたかい印象になります。
たとえば、次のような文章が使えます。
お忙しい中、取材や写真撮影にご協力いただいた先生方、保護者の皆さまに心より感謝申し上げます。皆さまのおかげで、学校の様子が伝わる紙面になりました。
取材や編集作業で感じたこと
広報委員として取材や編集をしていると、普段は気づかない学校の一面が見えることがあります。
その気づきを少し入れると、編集後記らしい文章になります。
たとえば、次のような内容です。
- 写真を選びながら子どもたちの成長を感じた
- 先生方の工夫や思いを知ることができた
- 学校行事の準備に多くの人が関わっていると感じた
- 保護者同士で協力しながら紙面を作れた
例文にすると、次のようになります。
編集作業を進める中で、学校行事の裏側には多くの準備や支えがあることを改めて感じました。紙面を通して、そんな温かい雰囲気もお届けできていれば幸いです。
季節感や学校生活の変化
季節感を入れると、編集後記が自然にまとまります。
春なら新年度、夏なら行事や暑さ、秋なら運動会や学習発表会、冬なら一年のふり返りなどが書きやすいです。
たとえば、春なら次のように書けます。
新しい学年が始まり、子どもたちの表情にも少しずつ頼もしさが感じられるようになりました。今号では、そんな学校生活の始まりの様子をお届けします。
季節のあいさつを少し入れるだけで、編集後記にやわらかさが出ます。
そのまま使える編集後記のテンプレート
ここでは、PTA新聞の編集後記にそのまま使いやすいテンプレートを紹介します。
学校名や行事名、紙面の内容に合わせて少し変えるだけで使えます。
基本の編集後記テンプレート
今回も多くの皆さまにご協力いただき、PTA新聞を無事に発行することができました。今号では、【行事名・特集内容】を中心に、子どもたちの学校での様子をお届けしています。取材や撮影にご協力いただいた先生方、保護者の皆さまに心より感謝申し上げます。今後も、学校の様子が伝わる紙面づくりを心がけてまいります。
このテンプレートは、どの号にも使いやすい基本形です。
迷ったときは、まずこの形にあてはめるとまとまりやすくなります。
行事特集向けテンプレート
今号では、【運動会・文化祭・発表会など】の様子を中心にお届けしました。当日は、子どもたちが一生懸命取り組む姿や、友だちを応援する姿がとても印象的でした。写真を選びながら、行事の温かい雰囲気を改めて感じることができました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
行事特集では、子どもたちの様子を中心に書くと、読者にも伝わりやすくなります。
先生紹介・インタビュー向けテンプレート
今号では、先生方へのインタビューを通して、普段の学校生活ではなかなか知ることのできない思いや工夫を紹介しました。取材を通じて、子どもたちを温かく見守ってくださっていることを改めて感じました。お忙しい中ご協力いただいた先生方に、心より感謝申し上げます。
先生紹介では、先生への評価になりすぎないように、「思いや工夫を知ることができた」という表現にすると自然です。
年度末向けテンプレート
今年度もPTA新聞をご覧いただき、ありがとうございました。一年間を振り返ると、子どもたちの成長や学校でのさまざまな活動にふれる機会がたくさんありました。取材や編集にご協力いただいた先生方、保護者の皆さまに感謝いたします。来年度も、学校の様子をわかりやすくお届けできればと思います。
年度末は、一年間の感謝とふり返りを入れるときれいにまとまります。
短文でまとめたいときのテンプレート
今号も多くの皆さまにご協力いただき、無事に発行することができました。子どもたちの元気な様子が少しでも伝われば幸いです。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
編集後記のスペースが少ないときは、このくらい短くても問題ありません。
大切なのは、読者への感謝と紙面の内容が簡単に伝わることです。
【コピペOK】PTA新聞の編集後記例文集

ここからは、シーン別に使えるPTA新聞の編集後記例文を紹介します。
そのまま使ってもよいですし、学校行事や紙面の内容に合わせて一部を変えても使えます。
年度初めに使える編集後記例文
新年度が始まり、子どもたちの学校生活も少しずつ新しいリズムになってきました。今号では、入学・進級した子どもたちの様子や、学校での取り組みを中心にお届けしています。PTA新聞を通して、学校の雰囲気を少しでも感じていただければうれしく思います。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
年度初めは、「新年度」「入学」「進級」「今年度もよろしくお願いします」といった言葉を入れると使いやすいです。
運動会・体育祭特集に使える編集後記例文
運動会では、子どもたちが一生懸命走ったり、友だちを応援したりする姿がとても印象的でした。写真を選びながら、当日の元気な声や笑顔が思い出されました。今号を通して、運動会の熱気や子どもたちの頑張りが少しでも伝われば幸いです。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
運動会や体育祭では、「一生懸命」「応援」「笑顔」「熱気」などの言葉が使いやすいです。
文化祭・発表会など行事特集に使える編集後記例文
文化祭では、子どもたちが練習の成果を発表する姿や、友だちと協力しながら取り組む姿が印象的でした。取材を通して、一つの行事を作り上げるまでにたくさんの準備があることを感じました。今号では、当日の雰囲気が伝わるよう紙面づくりを心がけました。ご覧いただければうれしいです。
文化祭や発表会では、完成した結果だけでなく、準備や練習にもふれると温かい文章になります。
先生紹介・インタビュー特集に使える編集後記例文
今号では、先生方へのインタビューを通して、授業や学校生活への思いを紹介しました。普段はなかなか知ることのできないお話を伺うことができ、編集する側にとっても貴重な機会となりました。お忙しい中、取材にご協力いただいた先生方に心より感謝申し上げます。
先生紹介では、先生を持ち上げすぎる表現よりも、「思いを紹介しました」「貴重な機会となりました」とまとめると自然です。
給食・学校生活特集に使える編集後記例文
今号では、給食や学校生活の様子を中心に紹介しました。毎日の学校生活の中には、子どもたちを支えてくださる多くの方々の工夫や思いがあることを改めて感じました。紙面を通して、普段なかなか見えにくい学校の一面をお届けできていれば幸いです。
給食や学校生活の特集では、「支えてくださる方々」「普段見えにくい学校の一面」という表現が使いやすいです。
年度末・卒業シーズンに使える編集後記例文
今年度最後のPTA新聞をお届けします。一年間を振り返ると、行事や学校生活を通して、子どもたちの成長を感じる場面がたくさんありました。取材や撮影にご協力いただいた先生方、保護者の皆さま、本当にありがとうございました。来年度も、学校の様子を温かくお伝えできればと思います。
卒業シーズンの場合は、次のように少し変えても使えます。
卒業を迎える皆さんのこれまでの歩みを思うと、胸が温かくなります。新しい場所でも、自分らしく歩んでいけるよう心より応援しています。今号が、学校生活の思い出をふり返るきっかけになれば幸いです。
100字以内で短く書ける編集後記例文
今号も多くの皆さまにご協力いただき、無事に発行できました。子どもたちの元気な様子が少しでも伝われば幸いです。ありがとうございました。
こちらは短く無難に使いやすい例文です。
もう少しやわらかくするなら、次のような文章もおすすめです。
写真を選びながら、子どもたちの笑顔にたくさん元気をもらいました。今号も楽しくご覧いただければうれしいです。
少しかたい印象にしたいときの編集後記例文
今号の発行にあたり、取材や写真撮影、原稿確認などにご協力いただきました皆さまに、心より御礼申し上げます。今後も、学校と家庭をつなぐ広報誌として、わかりやすく丁寧な紙面づくりに努めてまいります。引き続き、PTA活動へのご理解とご協力をお願いいたします。
少しかしこまった印象にしたい場合は、「御礼申し上げます」「努めてまいります」などの言葉を使うと丁寧です。
やわらかく親しみやすい編集後記例文
今回のPTA新聞では、子どもたちの笑顔や学校での様子をたくさんお届けできるよう、楽しく編集しました。写真を見返すたびに、学校で過ごす時間の大切さを感じます。ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。次号も楽しみにしていただけるとうれしいです。
親しみやすい編集後記にしたいときは、「うれしいです」「感じます」など、やさしい言葉を使うと自然です。
編集後記にそのまま使える書き出し・締めの言葉
編集後記は、書き出しと締めの言葉が決まると一気に書きやすくなります。
ここでは、組み合わせて使いやすい表現を紹介します。
使いやすい書き出し例文
- 今号もPTA新聞をご覧いただきありがとうございます。
- 今年度最初のPTA新聞をお届けします。
- 今回のPTA新聞では、〇〇の様子を中心に紹介しています。
- 多くの皆さまにご協力いただき、無事に発行することができました。
- 新しい学年が始まり、子どもたちも少しずつ学校生活に慣れてきたようです。
- 今号では、学校での子どもたちの様子を少しでもお伝えできるよう心がけました。
書き出しは、短くシンプルで大丈夫です。
最初から立派な文章にしようとせず、「今号では何を紹介するのか」を書くと自然に始められます。
感謝を伝える締めの例文
- 取材や撮影にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
- お忙しい中ご協力いただいた先生方、保護者の皆さまに感謝申し上げます。
- 皆さまのご協力のおかげで、無事に発行することができました。
- 今後ともPTA活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
- 最後までご覧いただき、ありがとうございました。
感謝の言葉は、どんな編集後記にも入れやすい便利な締め方です。
次号につなげる締めの例文
- 次号も、学校の様子をわかりやすくお届けできるよう努めてまいります。
- 今後も、子どもたちの学校生活を温かくお伝えしていきたいと思います。
- 次号も楽しみにしていただけますと幸いです。
- これからも、読みやすい紙面づくりを心がけてまいります。
次号がある場合は、「次号もよろしくお願いします」という気持ちを入れると、前向きな印象になります。
無難にまとめたいときの締めの例文
- 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
- ご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
- 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
- 今号が、学校生活を知るきっかけになれば幸いです。
迷ったときは、無理に個性を出さず、感謝の言葉で締めるのが一番安心です。
PTA新聞の編集後記で使いやすい季節のあいさつ
編集後記に季節の言葉を少し入れると、文章が自然にやわらかくなります。
ただし、かしこまった時候のあいさつを無理に入れる必要はありません。
PTA新聞では、日常に近い言葉で季節感を出すと読みやすくなります。
春に使える編集後記の一文
- 新年度が始まり、子どもたちの表情にも少しずつ頼もしさが感じられるようになりました。
- 入学・進級から少し時間がたち、新しい生活にも慣れてきた頃ではないでしょうか。
- 春の明るい雰囲気の中、子どもたちの元気な様子がたくさん見られました。
夏に使える編集後記の一文
- 暑い日が続く中でも、子どもたちは元気に学校生活を送っています。
- 夏らしい日差しの中、行事に一生懸命取り組む姿が印象的でした。
- 一学期を振り返り、子どもたちの成長を感じる場面がたくさんありました。
秋に使える編集後記の一文
- 秋の行事を通して、子どもたちが友だちと協力する姿を見ることができました。
- 少しずつ過ごしやすい季節となり、学校生活にも落ち着きが感じられる頃です。
- 運動会や発表会など、子どもたちの頑張りが光る場面が多くありました。
冬に使える編集後記の一文
- 寒い日が続きますが、子どもたちは元気に学校生活を送っています。
- 一年を振り返ると、子どもたちの成長を感じる場面がたくさんありました。
- 今年度も残りわずかとなり、学校生活の一つひとつが大切に感じられます。
季節の一文は、編集後記の最初に入れても、本文の中に入れても自然です。
編集後記を自然に見せる言い換え例
編集後記では、よく使う言葉を少し言い換えるだけで、印象がよくなります。
「大変でした」「頑張りました」などの表現は、そのまま書くと少し幼く見えたり、自分たちの苦労話に寄りすぎたりすることがあります。
広報誌らしく見せたいときは、やわらかく前向きな表現に変えてみましょう。
「大変でした」を前向きに言い換える
編集作業の苦労を書きたいときは、「大変でした」をそのまま使うより、前向きな表現にすると好印象です。
- 大変でした → 多くの方に支えられながら進めることができました
- 大変でした → 編集を通して、たくさんの気づきがありました
- 大変でした → 試行錯誤しながら、心を込めて紙面を作成しました
- 大変でした → 協力し合いながら、無事に発行することができました
苦労をそのまま書くより、「学び」「協力」「感謝」に変えると読みやすくなります。
「頑張りました」を押しつけずに伝える
「頑張りました」は悪い言葉ではありませんが、編集後記では少し言い換えると落ち着いた印象になります。
- 頑張りました → 読みやすい紙面になるよう心がけました
- 頑張りました → 学校の様子が伝わるよう丁寧に編集しました
- 頑張りました → 子どもたちの表情が伝わる紙面を目指しました
- 頑張りました → 委員一同、協力しながら作成しました
「頑張った自分たち」よりも、「読者に伝わるように工夫した」という形にすると自然です。
「ありがとうございました」を少し丁寧に言い換える
感謝の言葉は、そのままでも十分ですが、少し丁寧にしたいときは次のように言い換えられます。
- ありがとうございました → 心より感謝申し上げます
- ありがとうございました → ご協力に深く感謝いたします
- ありがとうございました → 温かいご協力をいただき、ありがとうございました
- ありがとうございました → 皆さまのお力添えに感謝いたします
かたすぎると感じる場合は、「ありがとうございました」のままでも問題ありません。
紙面全体の雰囲気に合わせて選びましょう。
「楽しかったです」を広報誌らしく言い換える
編集作業や取材が楽しかったことを伝えたいときは、少し広報誌らしい表現にすると上品です。
- 楽しかったです → 楽しく取材させていただきました
- 楽しかったです → 温かい雰囲気の中で編集を進めることができました
- 楽しかったです → 子どもたちの笑顔に元気をもらいました
- 楽しかったです → 紙面づくりを通して、学校の魅力を改めて感じました
楽しい気持ちは、明るい編集後記にぴったりです。
ただし、くだけすぎないように、少し丁寧な言葉にすると安心です。
読みやすく好印象になるPTA新聞の編集後記の書き方
編集後記は、短い文章だからこそ読みやすさが大切です。
少しの工夫で、印象のよい文章にできます。
ちょっとした言い回しや文章の並べ方を意識するだけでも、読み手が受ける印象はかなり変わります。
同じ内容を書いていても、読みやすく整っている文章は、それだけで丁寧に作られた紙面に見えやすくなります。
PTA新聞の編集後記では、目立つ表現や気の利いた一文を入れることよりも、すっと読めて気持ちよく終わることのほうが大切です。
そのため、ここでは特別な文章力がなくても取り入れやすい、基本的な書き方のコツを押さえておきましょう。
一文を短くして読みやすくする
編集後記では、一文が長くなりすぎないようにしましょう。
一文が長いと、読んでいる途中で意味がわかりにくくなることがあります。
たとえば、次の文章を見てみましょう。
今回のPTA新聞では、運動会や先生紹介などたくさんの内容を掲載し、取材や写真撮影にも多くの方にご協力いただきながら、委員一同で紙面づくりを進めることができました。
意味は伝わりますが、少し長く感じます。
次のように分けると読みやすくなります。
今回のPTA新聞では、運動会や先生紹介などを掲載しました。取材や写真撮影には、多くの方にご協力いただきました。委員一同、感謝の気持ちを込めて紙面を作成しました。
短く区切るだけで、ぐっと読みやすくなります。
とくに編集後記は、長い本文の最後に読まれることも多いため、読む側はできるだけ負担なく読み進めたいものです。
そのため、一文にいくつも内容を詰め込むより、「何を伝えたいか」を一つずつ分けたほうが親切です。
「何を載せたか」「誰に協力してもらったか」「どんな気持ちで作ったか」を別々の文に分けるだけでも、文章の見通しがよくなります。
また、声に出して読んだときに息が続きにくい文章は、少し長すぎるサインかもしれません。
書いたあとに一度読み返してみて、長いと感じたら、句点で区切れる場所がないか見直してみるのがおすすめです。
むずかしい言葉より、やさしい言葉を選ぶ
PTA新聞は、幅広い保護者が読むものです。
そのため、むずかしい言葉やかたい表現よりも、やさしく読みやすい言葉を選ぶのがおすすめです。
たとえば、次のように言い換えると自然です。
- 尽力いたしました → 力を合わせて取り組みました
- 拝見しました → 見ることができました
- 掲載しております → 掲載しています
- ご高覧ください → ご覧ください
丁寧さは大切ですが、読みやすさも同じくらい大切です。
「少し丁寧な普段の言葉」を意識すると、親しみやすい編集後記になります。
あまりにもかたい言葉が続くと、まじめな印象にはなっても、少し距離のある文章に見えてしまうことがあります。
編集後記は、学校と家庭をつなぐ役割のある文章だからこそ、気取りすぎない言葉づかいのほうが自然です。
たとえば、ていねいさを出したいときでも、必要以上に難しい熟語を重ねるより、日常の言葉を少し整えた表現のほうが伝わりやすくなります。
「わかりやすいけれど失礼ではない」というバランスを意識すると、やさしく落ち着いた文章にまとまりやすいです。
とくに保護者同士で読む広報誌では、読み手がすぐ意味をつかめることが、安心感にもつながります。
行事の様子や取材の裏話を少しだけ入れる
編集後記に少しだけ裏話を入れると、人柄が伝わりやすくなります。
たとえば、次のような内容です。
- 写真を選ぶときに子どもたちの笑顔が印象的だった
- 取材で先生の思いを知ることができた
- 委員同士で協力しながら紙面を作った
- 行事の準備に多くの人が関わっていると感じた
ただし、裏話は入れすぎないようにしましょう。
あくまでも読者が読んで温かい気持ちになる程度に、少しだけ添えるのがポイントです。
こうした一文が入ると、ただ形式的なお礼を並べるだけの文章よりも、ぐっと身近で温かい印象になります。
実際に見たり感じたりしたことが少し入るだけで、「この紙面はていねいに作られたんだな」という雰囲気が伝わりやすくなるからです。
ただし、裏話が長くなりすぎると、編集後記そのものが説明文のようになってしまうことがあります。
そのため、「ほんの少し触れる」くらいがちょうどよい加減です。
読者にとって心地よいのは、内輪の事情を詳しく知ることよりも、紙面の向こうにある温かい空気を少し感じられることです。
「保護者目線」を入れると親しみやすくなる
PTA新聞の編集後記では、保護者目線を入れると親しみやすくなります。
たとえば、「写真を見ながら、子どもたちの成長を感じました」という一文は、保護者にとって共感しやすい表現です。
また、「普段はなかなか見ることのできない学校での様子を知る機会になりました」という言葉も、PTA新聞らしい文章になります。
保護者の一人として感じたことを、やさしい言葉で添えると、読み手にも伝わりやすくなります。
PTA新聞は、先生が出すお知らせとも、学校案内の文章とも少し違います。
だからこそ、保護者ならではの視点が少し入ると、読み手にとってぐっと身近な紙面になります。
たとえば、子どもたちの成長を感じたことや、学校の様子を知れてうれしかったことなどは、多くの保護者に共通しやすい気持ちです。
そうした共感しやすい感想を無理のない範囲で入れることで、編集後記がやわらかく親しみやすいものになります。
ただし、自分の気持ちを強く出しすぎると、読む人によっては入り込みにくくなることもあります。
「私だけの感想」ではなく、「多くの保護者にも通じそうな視点」を意識すると、ちょうどよい文章になりやすいです。
編集後記を短時間で仕上げるコツ
PTA新聞の編集後記は、時間をかけすぎなくても大丈夫です。
とくに忙しい保護者の方にとって、短時間で無難に仕上げられることは大切です。
最初から完璧を目指さない
編集後記を書き始めるときは、最初からきれいな文章にしようとしなくて大丈夫です。
まずは、思いついたことを短くメモしてみましょう。
- 運動会の写真がよかった
- 先生に協力してもらった
- 子どもたちの笑顔が印象的だった
- 無事に発行できてよかった
このようなメモをもとに、あとから丁寧な文章に直せば問題ありません。
例文を自分の学校行事に置き換える
編集後記を早く仕上げたいときは、例文をそのまま参考にして、行事名や内容だけを置き換えるのがおすすめです。
たとえば、次のように変えられます。
今号では、運動会の様子を中心にお届けしました。
この「運動会」の部分を変えるだけで、いろいろな行事に使えます。
- 今号では、文化祭の様子を中心にお届けしました。
- 今号では、給食の様子を中心にお届けしました。
- 今号では、先生方へのインタビューを中心にお届けしました。
- 今号では、卒業を迎える子どもたちの様子を中心にお届けしました。
ゼロから考えようとすると大変ですが、型を使えば短時間でまとまります。
迷ったら「お礼+感想+締め」でまとめる
どうしても書くことが思いつかないときは、「お礼+感想+締め」の形にしましょう。
たとえば、次のような流れです。
お忙しい中、取材や撮影にご協力いただきありがとうございました。子どもたちの元気な様子を紙面で紹介でき、うれしく思います。今後も学校の様子をわかりやすくお届けしてまいります。
この形なら、どんなPTA新聞にも使いやすく、無難にまとまります。
PTA新聞の編集後記で避けたい注意点
編集後記は自由に書ける部分ですが、気をつけたい点もあります。
読者に嫌な印象を与えないためにも、次のポイントを確認しておきましょう。
長すぎる文章にしない
編集後記は、長く書きすぎないことが大切です。
伝えたいことがたくさんあっても、文章が長すぎると最後まで読まれにくくなります。
PTA新聞の編集後記は、100字から300字くらいでも十分です。
スペースに余裕がある場合でも、だらだら書かずに、伝えたいことを絞りましょう。
身内ネタや一部の人しか分からない話は避ける
編集後記で、広報委員だけがわかる話や一部の保護者だけが知っている話を書くと、読者が置いてけぼりになってしまうことがあります。
PTA新聞は、学校全体の保護者や先生が読むものです。
そのため、誰が読んでもわかる内容にすることが大切です。
「委員会でこんなことがあって大笑いしました」などの内輪の話は、入れるとしても控えめにしましょう。
先生や児童への評価に見える表現は控える
編集後記では、先生や子どもたちについて書くこともあります。
そのときに注意したいのが、評価のように見える表現です。
たとえば、「〇〇先生の授業はとても上手でした」「〇年生が一番よく頑張っていました」のような書き方は、読み手によっては気になる場合があります。
次のように、やわらかく言い換えると安心です。
- 先生の授業が上手でした → 先生方の工夫を知ることができました
- 〇年生が一番頑張っていました → 子どもたちがそれぞれに力を発揮していました
- 〇〇さんがすごかったです → 一人ひとりが一生懸命取り組む姿が印象的でした
個人や学年を比べるような表現は避け、全体を温かく見守るような言葉にするとよいでしょう。
愚痴や大変だったアピールを書きすぎない
PTA新聞の編集作業は、時間も手間もかかります。
忙しい中で作業するのは本当に大変ですが、編集後記に愚痴のような内容を書きすぎるのは避けたほうが安心です。
たとえば、「締め切りに追われて大変でした」「作業量が多くて苦労しました」と書くと、少し重たい印象になることがあります。
どうしても大変さにふれたい場合は、次のように前向きな表現にしましょう。
限られた時間の中ではありましたが、委員同士で協力しながら紙面を作成しました。多くの方に支えていただき、無事に発行できたことに感謝しています。
大変だったことよりも、協力や感謝に目を向けると好印象です。
PTA新聞の編集後記をチェックするときのポイント
編集後記を書き終えたら、最後に見直しをしましょう。
短い文章でも、少し確認するだけで読みやすさが変わります。
書いた直後は気づきにくい部分も、少し時間をおいて読み返すと見つけやすくなります。
とくにPTA新聞の編集後記は短いからこそ、わずかな言い回しの違いで印象が変わりやすいです。
内容そのものがよくても、長すぎたり伝わりにくかったりすると、せっかくの気持ちが十分に伝わらないこともあります。
最後にひと手間かけて確認するだけで、ぐっと読みやすく整った文章になります。
読みにくい長文になっていないか
まずは、一文が長すぎないか確認しましょう。
声に出して読んだときに息が続かない文章は、少し長いかもしれません。
句点で区切れるところは、短く分けると読みやすくなります。
とくに「〜して、〜して、〜でした」と内容が続いている文章は、思っている以上に読みづらくなりやすいです。
編集後記は短い文章の集まりで十分なので、一文の中に多くを詰め込まず、ひとつずつ分けて考えると整えやすくなります。
「何を伝えたい文なのか」がひと目でわかる形になっているかを意識すると、自然と読みやすい文章になります。
内輪だけに伝わる内容になっていないか
次に、誰が読んでもわかる内容になっているか確認します。
広報委員だけが知っている話、特定のクラスだけに関係する話、一部の保護者だけがわかる話は、必要がなければ避けましょう。
PTA新聞は多くの人が読むものなので、広く伝わる内容にすることが大切です。
たとえば、委員会のやり取りや当日の細かな裏話などは、書く側には印象深くても、読む側には伝わりにくいことがあります。
読者が置いていかれないように、「初めて読む人でも自然に読めるか」という視点で見直すと安心です。
少しでも説明がないと伝わりにくいと感じたら、その話題は削るか、もっとわかりやすい表現に言い換えるとよいでしょう。
誰かを評価するような表現になっていないか
子どもや先生について書くときは、評価や比較に見えないか確認しましょう。
「すばらしい」「一番」「上手」などの言葉は、使い方によっては気になる方もいるかもしれません。
迷ったときは、「印象的でした」「温かい雰囲気を感じました」「一生懸命取り組む姿が見られました」などの表現にすると安心です。
PTA新聞は、多くの立場の人が目にする広報誌です。
そのため、ほめるつもりで書いた言葉でも、読み方によっては比べているように見えることがあります。
特定の個人や学年だけを強く持ち上げるよりも、全体の雰囲気や取り組む姿勢に目を向けた表現のほうが、やわらかく伝わりやすいです。
「誰かを評価する文章」ではなく、「様子を伝える文章」になっているかを意識して見直してみましょう。
最後に感謝の気持ちが入っているか
編集後記の最後には、できるだけ感謝の言葉を入れましょう。
先生方、保護者の皆さま、取材に協力してくれた方、読んでくれた方へのお礼があると、文章全体がきれいにまとまります。
「ありがとうございました」のひと言があるだけで、読み終わりの印象がよくなります。
編集後記は、紙面をしめくくる最後の部分だからこそ、読み終わったあとにやわらかい余韻が残ることが大切です。
その意味でも、感謝の言葉はとても相性がよく、短い文章でも温かく整えてくれます。
もし終わり方に迷ったときは、無理に気の利いた一文を考えなくても大丈夫です。
最後にお礼の気持ちが自然に入っていれば、編集後記として十分にきれいにまとまります。
PTA新聞の編集後記が思いつかないときの考え方
どうしても編集後記が思いつかないときは、無理に特別なことを書こうとしなくて大丈夫です。
次の考え方を使うと、書く内容を見つけやすくなります。
「誰にありがとうを伝えたいか」から考える
編集後記に迷ったら、まず「誰にありがとうを伝えたいか」を考えてみましょう。
- 取材に協力してくれた先生
- 写真を提供してくれた保護者
- 原稿を確認してくれた学校
- 一緒に作業した広報委員
- 新聞を読んでくれる保護者
感謝したい相手が決まると、文章の方向性も決まりやすくなります。
たとえば、先生への感謝を中心にするなら、次のように書けます。
お忙しい中、取材や確認にご協力いただいた先生方に心より感謝申し上げます。皆さまのおかげで、学校の様子が伝わる紙面になりました。
行事で印象に残った場面をひとつ選ぶ
たくさん書こうとすると迷ってしまうので、印象に残った場面をひとつだけ選びましょう。
たとえば、運動会なら「応援する姿」、発表会なら「練習の成果」、給食特集なら「支えてくれる人の存在」などです。
ひとつに絞ると、文章がまとまりやすくなります。
例文としては、次のように書けます。
今回の取材で特に印象に残ったのは、子どもたちが友だちを応援する姿でした。紙面を通して、その温かい雰囲気を少しでもお届けできていれば幸いです。
迷ったら短く無難な文章にまとめる
どうしても書けないときは、短く無難にまとめて大丈夫です。
編集後記は、長く立派に書くことが目的ではありません。
読者への感謝や、紙面を作った気持ちが伝われば十分です。
たとえば、次の文章なら多くの場面で使えます。
今号も多くの皆さまにご協力いただき、無事に発行することができました。学校での子どもたちの様子が少しでも伝われば幸いです。ありがとうございました。
迷ったときは、このようなシンプルな文章を使いましょう。
PTA新聞の編集後記に関するよくある質問
最後に、PTA新聞の編集後記でよくある疑問をまとめます。
編集後記は何文字くらいがちょうどいい?
PTA新聞の編集後記は、100字から300字くらいが使いやすいです。
紙面のスペースが少ない場合は100字前後でも問題ありません。
しっかり書きたい場合でも、長くなりすぎないように300字程度にまとめると読みやすくなります。
大切なのは、長さよりも読みやすさです。
担当者名や個人名は入れてもいい?
担当者名を入れるかどうかは、学校やPTAの方針に合わせましょう。
過去のPTA新聞で名前を入れている場合は、同じようにしてもよいでしょう。
ただし、児童や保護者の個人名を本文に入れる場合は注意が必要です。
迷ったときは、個人名を出さずに「子どもたち」「先生方」「保護者の皆さま」といった表現にすると安心です。
くだけた文章でも大丈夫?
PTA新聞の雰囲気によっては、少し親しみやすい文章でも大丈夫です。
ただし、あまりくだけすぎると、広報誌としての印象が弱くなることがあります。
「楽しく編集しました」「うれしく思います」くらいのやわらかい表現は使いやすいですが、友だち同士の会話のような言葉づかいは避けたほうが安心です。
やさしく、丁寧で、読みやすい文章を意識しましょう。
毎号同じような内容になってもいい?
編集後記は、毎号まったく違う内容にしなくても大丈夫です。
PTA新聞では、発行のお礼や協力への感謝を書くことが多いため、どうしても似た文章になりやすいものです。
ただし、毎回同じ文章になりすぎるのが気になる場合は、行事名や印象に残った場面を少し変えると自然です。
たとえば、「運動会」「先生紹介」「給食特集」など、紙面の内容に合わせて一文を変えるだけでも違いが出ます。
編集後記と広報委員長あいさつは何が違う?
編集後記は、紙面を作ったあとがきとして、制作の感想や協力への感謝を書く文章です。
一方で、広報委員長あいさつは、委員会としての活動方針や一年間のあいさつなど、少し正式な内容になることが多いです。
編集後記は、もう少しやわらかく、紙面に添える最後のひと言として考えるとよいでしょう。
迷ったときは、編集後記では「今回の紙面について感じたこと」と「感謝」を中心にまとめると自然です。
まとめ|PTA新聞の編集後記は短くても気持ちが伝われば大丈夫
PTA新聞の編集後記は、むずかしく考えすぎなくても大丈夫です。
文章が得意でなくても、基本の形にあてはめれば、読みやすく好印象な編集後記を書くことができます。
ポイントは、次の3つです。
- 最初にあいさつや発行のお礼を書く
- 行事や取材で感じたことを短く書く
- 最後に感謝の言葉で締める
編集後記は、長く立派な文章である必要はありません。
「読んでくれてありがとう」「協力してくれてありがとう」「学校の様子が少しでも伝わればうれしい」という気持ちが入っていれば、十分に温かい文章になります。
書くことに迷ったときは、例文やテンプレートを参考にしながら、自分の学校行事や紙面の内容に合わせて少しだけ言葉を変えてみてください。
PTA新聞の編集後記は、シンプルでも大丈夫です。
無理に上手に書こうとせず、読んでくれる人に向けて、やさしい言葉でまとめていきましょう。

