ハードル走のコツは「跳ぶ」より「またぐ」!小学生〜中学生の練習法と怖さ対策まとめ

暮らしの困りごと

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「ハードル走って、なんだか難しそう…」「ぶつかったら痛そうで怖い…」
そんなふうに感じるのは、ぜんぜん普通です。特に初心者さんは“跳ぶ”イメージが強くて、最初につまずきやすいんですね。

体育の授業や運動会の練習だと、周りの目が気になって焦ってしまったり、うまくいかない経験が先に来てしまったり…。でも、ハードル走は“センス”よりもコツと順番で変わりやすい種目です。

しかも、ほんの少し考え方を変えるだけで、体の動きがグッとラクになります。

  • 「高く跳ぶ」→ 上に行く時間が増えて失速しがち
  • 「前に進みながらまたぐ」→ 走りが途切れにくい

コツをひとことで言うと、「跳ぶ」より「またぐ」。そして、リズム(3歩)を守ること。
この2つがわかるだけで、体が上に跳ねにくくなって、着地で止まりにくくなります。結果として、怖さも減って走りやすさが一気に変わるんです。

この記事では、小学生〜中学生の初心者さん向けに、怖さを減らしながら上達できる練習の順番まで、やさしくまとめますね。保護者の方が声かけしやすいポイントも、さりげなく入れていきます。

読みながら「ここならできそう!」と思ったところからでOK。
全部完璧にやろうとしなくて大丈夫です。

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  1. 【結論】初心者が最短で伸びる3つの型(まずここだけ覚えよう)
    1. ①「跳ぶ」より「またぐ」を意識する
    2. ②「1・2・3・ハイ!」でリズムを崩さない
    3. ③「怖くない → 低くまたぐ → 少し速く」の順で練習する
  2. ハードル走の成功は「跳ぶ」より「またぐ」が最大のコツ!
    1. ハードル走はジャンプ競争じゃない!前へ進む動きが大事
    2. 効率的な「ハードリング」3つのポイント(踏切・抜き足・着地)
    3. うまい人はここが違う!踏切→抜き足→着地→次の1歩の流れ
    4. 初心者あるあるNG例(高く跳ぶ/横を向く/着地で止まる)と直し方
  3. タイムを縮める!魔法のリズム「1・2・3・ハイ!」
    1. 基本は「3歩」のリズムを刻もう(まずはゆっくりでOK)
    2. 3歩が合わない原因は?(歩幅・スタート位置・目線)
    3. スタート位置の調整方法(半足分で変わる)と試し方
    4. 後半でリズムが崩れるときの立て直しポイント
  4. 【怖さ対策】ぶつけるのが怖い…をなくす練習の順番
    1. 怖さの正体は「高さ」より「当たる不安」
    2. 当たっても大丈夫な練習(低くする・やわらかい代用で慣れる)
    3. 失敗しても崩れにくくなる「姿勢」と「目線」のコツ
  5. 【学年別】恐怖心をなくし、技術を磨く練習ステップ
    1. 小学生向け:まずは「怖くない」を体験(またぐ→歩く→軽く走る)
    2. 小学生向け:フォームより“リズム”を先に覚える練習
    3. 中学生向け:本格的な「抜き足」の習得(スピードにつなげる)
    4. 中学生向け:タイムが伸びる“後半の失速”対策(姿勢・着地・腕)
  6. 家でもできる!タオルや椅子を使った「秘密の特訓」
    1. 家トレ前の注意点(転倒・スペース・床)※安全第一
    2. タオルでできる「またぐ感覚」づくり(低く・前へ)
    3. 椅子・段差でできる「抜き足・股関節」練習(無理しない)
    4. 1日5分の家トレメニュー例(続けやすい)
  7. 上達チェック!できてきたサイン5つ
    1. ハードル後に減速しない
    2. 当たってもフォームが崩れにくい
    3. 3歩のリズムが自然に出る
    4. 目線が落ちず、前を見て進める
    5. 着地から次の1歩がスムーズ
  8. よくある質問(FAQ)
    1. 何歩が正解?いつも3歩じゃないとダメ?
    2. 抜き足はいつから練習すればいい?
    3. ぶつけて痛いのが心配。安全な練習方法は?
    4. 運動が苦手でも上達できる?
  9. まとめ:親子で楽しむハードル走上達への道
    1. コツは「またぐ」「リズム」「怖さ対策」の3本柱
    2. 家でも少しずつ積み上げれば、必ず走りやすくなる

【結論】初心者が最短で伸びる3つの型(まずここだけ覚えよう)

まず最初に、いちばん大事なポイントを3つにまとめます。
時間がない方は、ここだけでもOKです。

①「跳ぶ」より「またぐ」を意識する

ハードル走は「高く跳ぶ」ほど速くなる競技ではありません。
むしろ、跳び上がると空中にいる時間が長くなってしまい、タイムが落ちやすいです。
“前へ進みながら、スッとまたぐ”のが基本です。

親子でイメージしやすい言い方にすると、

  • ✕「ジャンプしよう」
  • ○「走りながら足を前に出して通り抜けよう」

この言い換えだけで、体が固まりにくくなる子が多いです。

さらに、初心者さん向けの合言葉を足すなら…

  • 「腰は上げない、足は前へ」
  • 「上じゃなくて前!」

これだけで動きがスムーズになることも多いですよ。

②「1・2・3・ハイ!」でリズムを崩さない

ハードル間は、だいたい**3歩(サンポ)**で走るのが基本。
「1・2・3・ハイ!」とリズムを口に出して練習すると、足が揃いやすくなります。

おすすめは、最初はゆっくりでもいいので**“同じテンポを保つ”**こと。
速さはあとからついてきます。

さらにコツを足すなら、

  • 「ハイ!」で前にスッ(体を前へ)
  • 「1・2・3」は同じ音量(慌てない)

この意識で、リズムが崩れにくくなります。

リズムが苦手な子は、次のやり方もおすすめです。

  • 足音で数える:「トン・トン・トン・ハイ!」
  • 手拍子で合わせる(保護者の方が一定テンポで)

③「怖くない → 低くまたぐ → 少し速く」の順で練習する

初心者さんにいちばん必要なのは、実はテクニックよりも安心感です。
いきなり本番みたいにやらず、
怖さを減らす → 低い高さで成功体験 → 少しずつスピード
この順番で進めると、自然に上達しやすいですよ。

保護者の方の声かけは、

  • 「速く!」より
  • 「まずは当たってもいいから形を崩さずにいこう」
    のほうが、結果的にタイムが伸びやすいです。

加えて、成功体験を増やす小ワザ。

  • 最初は「1台だけ」
  • 次は「1台→3歩だけ」
  • 慣れたら「2台」

段階を細かくすると、怖さが残りにくいです。

ハードル走の成功は「跳ぶ」より「またぐ」が最大のコツ!

ハードル走はジャンプ競争じゃない!前へ進む動きが大事

初心者さんがやりがちなのが、ハードルの前で「よいしょ!」とジャンプしてしまうこと。
これだと体が上に跳ねてしまって、着地でスピードが止まりやすいんです。

イメージとしては、
「障害物を越える」より「走りながらまたいで通り抜ける」
のほうが近いです。

ポイントは、ハードルの上で“止まらない”こと。
ハードルは「またいでいる間も走りの途中」と考えると、動きがつながりやすくなります。

ここで大事なのは「怖いほど止まりたくなる」こと。
止まりそうになったら、まずはこれだけ。

  • 目線を上げる
  • 腕を止めない

これだけでも、体が前に進みやすくなります。

効率的な「ハードリング」3つのポイント(踏切・抜き足・着地)

ハードルをまたぐ動きは、ざっくり3つに分けると理解しやすいです。

  • 踏切(踏み切り):跳び上がらず、前へ進む
  • 抜き足(ぬきあし):足をたたみすぎず、前へスッと出す
  • 着地(ちゃくち):着地で止まらず、すぐ次の1歩へ

「全部いっぺんに」は難しいので、まずはこの3つを意識するだけでOKです。

さらにわかりやすくするなら、合言葉はこれ。

  • 踏切:上じゃなく前
  • 抜き足:たたまず前へ
  • 着地:置いたらすぐ出す

加えて、初心者さんは「腕」が大きな助けになります。

  • 腕振りが前後にできると、体が横を向きにくい
  • 腕が止まらないと、着地後の1歩が出やすい

腕のコツをもう少しだけ。

  • 肘は軽く曲げる
  • 手は力を抜く(握りこぶしにしない)
  • 腕を“横に開かない”

これで体が正面を向きやすくなります。

うまい人はここが違う!踏切→抜き足→着地→次の1歩の流れ

速い人は、ハードルを越えたあとに“止まりません”。
特に大事なのが、着地してからの次の1歩です。

コツは、着地の瞬間に「着地したら終わり」にならず、
着地=次の走りのスタートと思うこと。

  • 目線は前(ハードルの先)
  • 胸は少し前向き(反りすぎない)
  • 着地した足で、そのまま前へ押す

ここで失速しやすい子は、まず
「ハードルの後に小さく1歩だけ速く出す」
練習を入れると、走りがつながりやすいです。

ミニ練習(学校でも家でもOK):

  • 何か低いものをまたいだら、そのあと3歩だけ走って止まる
  • 「またぐ→3歩」を10回

慣れてきたら、次のステップ。

  • 「またぐ→3歩→またぐ(低いもの)」の連続

“またぐ→走る”がセットになってくると、自然に速くなります。

初心者あるあるNG例(高く跳ぶ/横を向く/着地で止まる)と直し方

NG① 高く跳びすぎる
→ 直し方:ハードルを「越える」より「またぐ」。腰の高さを上げすぎない。

NG② 体が横向きになる
→ 直し方:腕が横へ開きやすいので、腕振りを前後に。目線も前へ。

NG③ 着地で止まってしまう
→ 直し方:「着地=次の1歩」を合言葉に、着地後にすぐ小さく1歩出す練習を。

追加でよくあるのがこの2つです。

NG④ ハードル直前で小刻みになる(怖くてブレーキ)
→ 直し方:最後の1歩を“詰める”と跳び上がりやすいので、
同じテンポで近づく練習(線を引いて一定歩幅)がおすすめ。

NG⑤ ハードルを見すぎて頭が下がる
→ 直し方:見る位置を「ハードルの上」ではなく、
ハードルの向こう側の地面に変えると姿勢が安定します。

さらにもう少しだけ“あるある”を足すと、

NG⑥ 抜き足が外に開く(股が開きすぎる)
→ 直し方:抜き足の膝を「外へ」より前へ。腕を前後に振って体を正面に。

NG⑦ 踏切で体が反る(お腹が前に出る)
→ 直し方:胸を張りすぎず、あごを少し引く。目線を遠くに置く。

さらに追加の“つまずきポイント”も。

NG⑧ 着地でドスンとなる(音が大きい)
→ 直し方:着地を「止める」より「転がす」イメージで、足裏全体→前へ。

NG⑨ 抜き足が遅れて引っかかる
→ 直し方:抜き足は“後ろに残さない”。膝を前に運ぶ意識+目線を先へ。

タイムを縮める!魔法のリズム「1・2・3・ハイ!」

基本は「3歩」のリズムを刻もう(まずはゆっくりでOK)

ハードル走の上達は、リズムが9割…と言ってもいいくらい大事です。
初心者さんは、最初はスピードよりも、同じリズムで走ることを優先しましょう。

ここで大事なのは「速く走る」より先に、
“毎回同じテンポで足を出せる”状態を作ること。
テンポが整うと、自然に歩幅も揃って、ハードル前で焦りにくくなります。

おすすめは、走りながら小さく
「1・2・3・ハイ!」
と口に出す方法です。緊張がゆるんで、足が揃いやすくなります。

コツは「ハイ!」のタイミング。

  • 「ハイ!」=またぐ瞬間の合図
  • 「1・2・3」=ハードルまでの助走のテンポ

こう分けて考えると、リズムが崩れにくいです。

最初は“声”が恥ずかしければ、心の中で数えてもOK。
家庭で練習するなら、保護者の方がテンポを手拍子してあげるのも効果的です。

さらに、リズムを作る簡単アイデア:

  • 「トン・トン・トン・ハイ!」(足音に合わせる)
  • スマホのメトロノーム(使える環境なら)
  • 走る前にその場でもも上げで「1・2・3・ハイ!」(10回だけ)

※メトロノームを使う場合は、速さを上げるより「一定に保つ」ことが目的です。

ミニ練習(短いのに効きます):

  • 何も置かずに、直線を走りながら「1・2・3・ハイ!」
  • 次に、タオルを1本置いて同じテンポでまたぐ

“ハードルがない状態でテンポを作る”→“低いものをまたぐ”の順にすると、失敗しにくいです。

3歩が合わない原因は?(歩幅・スタート位置・目線)

「3歩で行きたいのに合わない…」というとき、よくある原因はこの3つです。

  • 歩幅が毎回バラバラ(焦るほど出ます)
  • スタート位置が合っていない
  • 目線が落ちて、ブレーキがかかっている

つまり「足が遅いから」ではなく、調整ポイントがあるだけなんです。

まずは“合わない原因探し”より、
「テンポを一定にする」だけでも改善することが多いですよ。

補足:体が力むと歩幅が急に変わります。

  • 肩に力が入る → 歩幅が小さくなる
  • つま先に力が入りすぎる → 足が前に出にくい

「肩をストン」「手のひらを軽く」など、力みを抜く合図も役立ちます。

もうひとつ、見落としがちなポイント。

  • ハードルに近づくほど「息が止まる」→ 体が固まる

呼吸を止めないだけでも、歩幅が安定しやすいです。

追加で、よくある“合わない”原因も2つ。

  • ハードルが怖くて、最後の1歩だけ小さくなる(詰まりやすい)
  • 腕振りが止まって、脚の回転も止まりがち(テンポが崩れる)

対策はシンプルで、
「最後の1歩も同じテンポ」「腕は止めない」です。

スタート位置の調整方法(半足分で変わる)と試し方

3歩が合わないときは、スタート位置を少しだけ調整してみましょう。
ポイントは、いきなり大きく変えずに、**半足分(つま先〜かかと1個分)**くらい。

  • 3歩が「届かない」→ 少し前へ
  • 3歩が「詰まる」→ 少し後ろへ

これを2〜3回試すだけでも、かなり合いやすくなります。

学校の練習だと場所が限られることもあるので、
可能なら「ここが自分の印」と決めて、
スタート位置を毎回同じにするのもおすすめです。

もし可能なら、簡単チェック:

  • 3歩目がハードルに近すぎる → 詰まりやすい
  • 3歩目が遠すぎる → 伸び上がりやすい

「ちょうどいい場所」は、走りながら見つかっていきます。

小ワザ:スタート位置が毎回ズレる子は、

  • 地面の線
  • コーン
  • 自分の靴を置く位置

など「目印」を作ると安定しやすいです。

後半でリズムが崩れるときの立て直しポイント

後半でバラつくときは、ハードルを越えるたびに減速していることが多いです。
立て直しのコツはこの3つ。

  • 目線を前に固定(足元を見すぎない)
  • 腕振りを小さく速く(体が起きるのを防ぐ)
  • 着地のあとに“すぐ1歩”(止まらない)

もう1つ大事なのが、呼吸。
緊張すると息が止まりやすいので、
「1・2・3・ハイ!」の“ハイ”で息を吐く
くらいの気持ちでやると、力みが抜けやすいです。

加えて、後半のコツは「背中を丸めない」こと。
疲れると背中が丸まって足が出にくくなるので、
胸を少しだけ前へを意識してみてください。

後半に崩れやすい子向けの“1点だけ”対策はこれ。

  • ハードルを越えたあと、3歩だけテンポを意識する

ここだけ守れると、次のハードルも落ち着いて入れます。

後半用の合言葉はこれ。

  • 「小さく速く、止まらない」

【怖さ対策】ぶつけるのが怖い…をなくす練習の順番

怖さの正体は「高さ」より「当たる不安」

初心者さんが怖いのは「高いから」だけじゃなくて、
当たったら痛そうとか、失敗したら恥ずかしいという気持ちだったりします。

だからこそ、最初に必要なのは「成功できる高さ」と「安心できる環境」です。

ここで大事なのは、
怖さがある=向いてないではないこと。
怖さは“慣れ”で小さくできます。

「怖い」を否定するより、

  • 「怖いよね」→「でも低いのでやってみよう」
  • 「当たっても大丈夫なやつで練習しよう」

こんなふうに“安心の道”を作るほうが、結果的に伸びます。

保護者の方向け:

  • できたことを1個だけ褒める(例:「止まらなかったね!」)
  • 失敗を責めない(怖さが増えると動きが固まります)

当たっても大丈夫な練習(低くする・やわらかい代用で慣れる)

怖さを減らすには、次の順番がおすすめです。

  1. タオルやひもで“またぐ動き”を体験(当たっても痛くない)
  2. 低い高さでまたぐ(歩き→軽く走る)
  3. 少しだけスピードを上げる

「当たっても大丈夫」を体で知ると、緊張がほどけて動きが良くなります。

家でできる“やわらか代用”の例:

  • タオルを丸めて置く
  • ひもを床に置く
  • クッションを低く置く(つまずかない高さで)

※安全のため、足が引っかかりやすい物(硬い棒・高い椅子など)は避けましょう。

怖さが強い場合は、

  • まずは「片足だけ前に出す」
  • 次に「またいで歩く」

と、超小さなステップに分けるのも◎です。

さらに安心する工夫。

  • 最初は「当たる前提」でやってみる
  • 当たっても“止まらない”だけを目標にする

失敗しても崩れにくくなる「姿勢」と「目線」のコツ

怖いときほど、目線が下がって体が縮こまりがち。
でもそれが、つまずきの原因になりやすいんです。

  • 目線はハードルの上じゃなく、その先
  • 背中を丸めず、胸を軽く前へ
  • 腕は横に広げず、前後に小さく振る

さらに“怖さが強い日”は、
最初の1回だけ、歩きでまたぐのもおすすめ。
いきなり全力にしないことで、気持ちが落ち着きます。

怖さが抜けにくいときのチェック。

  • 眉間にしわが寄っている
  • 呼吸が浅い
  • 肩が上がっている

この3つが出ていたら、いったん深呼吸して「歩きまたぎ」に戻すと良いですよ。

【学年別】恐怖心をなくし、技術を磨く練習ステップ

学年が違うと、体の大きさも、怖さの出方も、得意・苦手も変わってきます。
ここでは「小学生は安心とリズム」「中学生は形とスピード」を軸に、無理なく上達する流れをまとめます。

小学生向け:まずは「怖くない」を体験(またぐ→歩く→軽く走る)

小学生は、フォームを細かく直すより、まずは「怖くない」を作るのが大事です。
おすすめの順番はこれ。

  • 低いものをまたぐ(止まって)
  • 歩きながらまたぐ
  • 小走りでまたぐ

“できた!”が増えるほど、自然にスピードもついてきます。

小学生のコツは「成功率を上げる」こと。
最初から高さやスピードを上げず、
当たっても平気→止まらずに通れる体験を増やしていきましょう。

小学生におすすめの声かけ例:

  • 「跳ばなくていいよ、足を前に出してね」
  • 「当たってもOK、止まらずに進めたら花丸!」
  • 「目線は向こう側だよ(足元を見すぎないでね)」

小学生は集中が短いこともあるので、
「1回の練習は短く、回数はちょこちょこ」が合いやすいです。
(例:10回を1セット、休憩してもう1セット)

さらに、うまくいきやすい“ミニ工夫”も。

  • 1回ごとに「止まらなかった?」「リズムはどう?」と1個だけ確認
  • 失敗したらすぐ高さを下げて、成功で終える

家ならゲーム感覚にするのも◎。

  • 「止まらずに通れたら1点」
  • 「リズムができたらもう1点」
  • 「目線が落ちなかったらもう1点」

小学生向け:フォームより“リズム”を先に覚える練習

小学生は、リズム練習がとても効果的です。

  • 「1・2・3・ハイ!」を声に出す
  • ハードルがなくても、線や目印で3歩の練習
  • 走るテンポを一定にする

リズムのポイントは「速さ」よりも一定
テンポが安定すると、ハードル前で小刻みになりにくくなります。

さらに家でできる簡単ドリル:

  • 床にテープで目印を3つ作って「トン・トン・トン」
  • そのあとにタオルまたぎ(ゆっくり)

“リズム→またぐ”の順にすると、頭が混乱しにくいです。

追加ドリル(短いのに効きます):

  • その場で「もも上げ 1・2・3・ハイ!」を10回
  • すぐにタオルまたぎ

もう少しできる子は、

  • タオルを2本置いて「1・2・3・ハイ!」を2回連続

までいけると、授業の連続ハードルにもつながりやすいです。

中学生向け:本格的な「抜き足」の習得(スピードにつなげる)

中学生になると、少しずつ「抜き足」の形がタイムに直結してきます。
ただ、いきなり難しくすると崩れやすいので、ポイントだけ押さえましょう。

  • 抜き足は、たたみすぎない
  • 足先を上げて引っかけない
  • 腰を落としすぎず、前へ進む

中学生は「フォームを意識しすぎて固くなる」ことも多いので、
まずは低い高さで、
**“形が崩れないスピード”**を見つけるのがコツです。

おすすめの練習(短時間でOK):

  • 低い物をまたぐ動作を、片脚ずつ10回
  • そのあとに、軽く走ってリズム確認

さらに、上達が早い子は「抜き足」だけでなく
“抜き足のあとに足を戻す速さ”が速いです。
イメトレで「前に出す→戻す」を丁寧に。

コツは「前に出したら、すぐ走りに戻る」こと。
抜き足が後ろに残らないほど、引っかかりにくく、次の1歩も出やすくなります。

中学生向け:タイムが伸びる“後半の失速”対策(姿勢・着地・腕)

中学生で多いのが、後半で疲れてフォームが崩れるパターン。
このときは、次の3つで立て直しやすいです。

  • 上体が起きないよう、軽く前傾
  • 着地で止まらず、次の1歩を早く
  • 腕振りは大きくより、速く小さく

後半は「丁寧に速く」がコツです。

おすすめ練習(授業の合間でもできる):

  • ハードル1台だけ置いて、越えたあとに3歩だけ走る
  • 「越える→3歩→止まる」を繰り返す

“越えたあと”を切り取って練習すると、失速が減りやすいです。

追加で、後半に強くなるミニメニュー。

  • 20mくらいを「一定テンポ」で2本
  • そのあとハードル1台(低め)を1回

疲れても形が崩れにくくなります。

ワンポイント:後半で苦しくなると、目線が落ちてリズムが崩れやすいです。
そんなときは、
「目線は先、越えたら3歩」
この2つだけ守る意識でOKです。

家でもできる!タオルや椅子を使った「秘密の特訓」

家での練習は、学校みたいにハードルがなくても大丈夫。
「安全に」「低く」「前へ」を守れば、短時間でもコツが身につきます。
ここでは、タオルや椅子など身近なものでできる“家トレ”をまとめます。

家トレ前の注意点(転倒・スペース・床)※安全第一

家で練習するときは、まず安全を最優先にしましょう。
「上達する前にケガをしない」ことが、いちばん大事です。

  • 周りに物がない場所でやる(机・角・段差に注意)
  • すべりやすい床は避ける(靴下だけは危険)
  • 高さは低めから(無理しない)

できれば、保護者の方が最初の数回だけ近くで見守ると安心です。

さらに、できれば準備運動を30秒だけ。

  • 足首を回す(左右5回ずつ)
  • もも上げを10回
  • 軽くその場でジャンプ(痛みがない範囲)

体が温まると、つまずきにくくなります。
特に足首と股関節が固いと引っかかりやすいので、ここを軽く動かすだけでも違います。

「今日は違和感があるな…」という日は、無理にやらず歩きまたぎだけでも十分です。

安全チェックリスト(家トレ前にサッと確認):

  • 床に物が落ちてない
  • 角にぶつかる位置じゃない
  • すべりにくい靴 or 裸足(※床が安全な場合)
  • 椅子やテーブルがグラついていない

※痛みが強い・腫れがある場合は、練習を中止して休みましょう。

タオルでできる「またぐ感覚」づくり(低く・前へ)

タオルやひもを床に置いて、“またぐ”練習ができます。
ハードル走の土台になるのは、「上に跳ぶ」より「前に足を出す」感覚です。

  • タオルをまたぐ(止まって)
  • 歩いてまたぐ
  • 小走りでまたぐ

ポイントは、高く跳ばないこと。
前へ進みながら、スッと足を出す感覚を覚えましょう。

コツは「足を上げる」よりも「前に運ぶ」こと。

  • 抜き足(後ろ足)を外に開かない
  • 目線はタオルの“先”

慣れてきたら、タオルの前後に“印”をつけて、「印→またぐ→印」でテンポを一定にするのも効果的です。

さらに一段階アップ:

  • タオルを2本置いて、「1・2・3・ハイ!」のリズムで通る
    (広げすぎず、低く安全に)

※タオル2本は「幅を広げすぎない」のがポイント。
広げすぎると無理に歩幅を伸ばしてフォームが崩れやすいので、最初は近めでOKです。

プチ工夫:

  • タオルの先に「見る印」を置く(目線が落ちにくくなります)
  • スマホを床に置くのが不安なら、紙やテープで印を作ってもOK

椅子・段差でできる「抜き足・股関節」練習(無理しない)

椅子を使う場合は、かなり低めでOKです(無理に高さを出さない)。
目的は、抜き足の形を“安全に”覚えること。

  • 体が横を向かないよう、目線は前
  • 足はたたみすぎず、前へスッと出す
  • できれば誰かが近くで見守る

椅子を使うときの注意:

  • 椅子が軽いと動くので、壁に寄せる重い椅子を使う
  • いきなりスピードを出さず、まずは形だけ

もし椅子が不安なら、椅子なしで空中イメトレでも十分役立ちます。
(抜き足を前に出して戻す、をゆっくり10回)

おすすめは「前に出す→すぐ戻す」までをセットにすること。
抜き足が後ろに残らなくなると、引っかかりにくくなります。

プラスでおすすめ:

  • 股関節をやわらかくするために、開脚ストレッチを10秒×2回
    (痛くない範囲でOK)

さらに、足首が硬い子はここも。

  • しゃがんで踵を上げ下げ(10回)

追加でできる子向け:

  • 片足立ちで10秒(ふらつかない範囲)
    →体幹が安定すると、またぐときに体が横を向きにくいです。

1日5分の家トレメニュー例(続けやすい)

続けやすいように、短いメニュー例を置いておきます。

  • 1分:タオルまたぎ(歩き)
  • 2分:タオルまたぎ(小走り+リズム「1・2・3・ハイ!」)
  • 2分:抜き足イメトレ(椅子を使わず空中でOK)

余裕がある日は、最後に10秒だけ。

  • その場もも上げ(軽く)

5分でも、毎日やると「体が覚える」感じが出てきますよ。

続けるコツは「やる日を決めすぎない」こと。

  • 疲れている日は“歩きまたぎだけ”
  • 元気な日は“リズムまで”

このくらいゆるく続けると、習慣になりやすいです。

週の目安(無理なく続ける例):

  • 週2〜3回:5分メニュー
  • 週1回:ちょっと長め(10分)で復習

10分の日は、最後に「上達チェック」を1つだけ。

  • 目線が落ちない
  • 越えたあとに1歩出る

1個だけでOK。小さな成長を積み上げていきましょう。

上達チェック!できてきたサイン5つ

練習していると、「伸びてるのかな?」って不安になりますよね。
そんなときは、次のサインをチェックしてみてください。

「タイムが速い=上達」だけじゃなく、
“走りがつながっているか”を見ると、成長が見つけやすいです。

ハードル後に減速しない

越えたあとに止まらず、走りがつながっていればOKです。

チェックの目安は、

  • 越えた直後に体が起き上がらない
  • 1歩目がスッと出て、すぐ2歩目につながる

もし減速してしまう日は、
「越えたあと3歩だけ速く」を思い出すと戻りやすいです。

当たってもフォームが崩れにくい

少し当たっても怖がらず走れるようになってきたら、かなり成長しています。

“当たらない”ことより、

  • 当たっても止まらない
  • 当たっても顔がこわばりすぎない

これができると、怖さが減って動きが安定してきます。
当たった日は「ダメ」じゃなく、
「止まらなかったら勝ち」くらいでOKです。

3歩のリズムが自然に出る

数えなくても「なんか合ってる」感覚が出たら、かなり良い状態です。

わかりやすいサインは、

  • 3歩目で詰まったり、伸び上がったりしにくい
  • ハードル前で小刻みにならない

リズムが崩れた日は、

  • スピードを少し落としてテンポを一定に
  • スタート位置を半足分だけ調整

この2つで戻りやすいですよ。

目線が落ちず、前を見て進める

目線が上がるほど、姿勢が安定してスピードが出やすいんです。

目線のチェックは簡単で、

  • ハードルの“上”を見すぎてない
  • ハードルの“先”を見られている

目線が落ちる日は、
「見るのはハードルじゃなくて向こう側」を合言葉に。
腕振りも止まりにくくなります。

着地から次の1歩がスムーズ

着地で止まらず、次の1歩が出るとタイムが縮みやすいです。

特に見たいのは、

  • 着地の足がドスンと止まらない
  • 次の1歩が“前へ”出ている

ここが良くなると、ハードルが連続しても走りが切れにくくなります。
ミニ目標は、
「越えたら、すぐ1歩」だけでも十分です。

追加で、保護者の方が見てわかりやすいサイン:

  • ハードル前で“立ち止まる感じ”が減ってきた
  • 越えたあとに笑顔が出る(怖さが下がっている)
  • 走り終わったあと「もう1回やりたい」と言える(自信が育っている)
  • 失敗しても切り替えが早い(気持ちが落ちにくい)

上達が見えにくいときは、タイムよりも

  • 「止まらなかった回数」
  • 「リズムができた回数」
  • 「目線が落ちなかった回数」

を数えると、伸びが実感しやすいですよ。

おすすめは、練習の最後に1行だけメモすること。

  • 今日できたこと:____
  • 次の1つだけ目標:____

“できた”が積み上がるほど、走りは安定していきます。

よくある質問(FAQ)

何歩が正解?いつも3歩じゃないとダメ?

基本は3歩が多いですが、年齢や身長、コースの間隔で変わることもあります。
大切なのは「歩数そのもの」より、毎回同じリズムで走れることです。

授業や大会のルール・ハードル間隔によっては、先生の指示を優先してくださいね。

「3歩にこだわりすぎて苦しくなる」なら、まずは一定テンポを優先してOKです。

もう少し具体的に言うと、こんな考え方がわかりやすいです。

  • 3歩が苦しい → 歩幅を無理に伸ばすので、直前でブレーキが出やすい
  • 3歩が自然に出る → テンポが安定して、越えたあとも走りがつながりやすい

確認のコツ(簡単チェック):

  • 3歩目がハードルに近すぎる → 詰まって跳ね上がりやすい
  • 3歩目が遠すぎる → 伸び上がって失速しやすい

練習では、

  • 「3歩にする」より
  • 「テンポが一定で止まらない」
    を目標にすると、結果として歩数も整いやすいですよ。

抜き足はいつから練習すればいい?

小学生でも、低い高さなら“形の練習”はできます。
ただし無理に本格的にやるより、まずは
怖さを減らす → またぐ → リズム
を優先すると上達が早いです。

抜き足は「難しい技」よりも、安全に、正面を向いたまま、前に出すのが第一。
おすすめの段階はこんな感じです。

  • ① 低いタオルで、抜き足を前に出す感覚(ゆっくり)
  • ② 低い高さで、当たってもOKのまま小走り
  • ③ できたら、越えたあとに3歩だけ走る(止まらない練習)

中学生は、形を作ると同時に「越えたあとに止まらない」練習が効きます。
特に、

  • 抜き足を出したら
  • すぐ戻して次の1歩
    までをセットで練習すると、タイムにつながりやすいです。

ぶつけて痛いのが心配。安全な練習方法は?

いきなり高いハードルで練習せず、
タオルやひも → 低い高さ → 少し速く
の順番にすると安全です。周りのスペース確保も忘れずに。

さらに安全にするためのポイントも。

  • まずは1台だけ(連続にしない)
  • 床がすべりやすい場所ではやらない
  • 無理にスピードを上げない(形が崩れる前で止める)

また、足元はすべりにくい靴で。
靴ひもがほどけていないかも、地味に大事なチェックです。
(意外と“ほどけそう”なだけで怖さが増えます)

それでも怖い場合は、

  • 1回だけ歩きで成功
  • 次に小走りで1回
  • その次に「越えたあと3歩だけ」

のように「成功→成功」を積むのが近道です。

運動が苦手でも上達できる?

できます。むしろハードル走は、筋力よりも
コツ(またぐ)とリズム
で伸びやすい競技です。小さな成功体験を積み重ねていきましょう。

「今日は怖さが少し減った」「3歩が1回だけ合った」
これも立派な上達です。

“運動が苦手”な子ほど、目標を小さくすると伸びやすいです。

  • できたことを言葉にする(例:「止まらなかった!」)
  • 次の目標を小さくする(例:「1台だけ、テンポを崩さない」)

さらにおすすめの“ほめポイント”はここ。

  • 目線が上がった
  • 腕が止まらなかった
  • 越えたあとに1歩出せた

タイムより先に「動きの成長」を見つけると、続けやすくなりますよ。

まとめ:親子で楽しむハードル走上達への道

コツは「またぐ」「リズム」「怖さ対策」の3本柱

最後にもう一度、上達のポイントをぎゅっとまとめます。
ハードル走は、いきなり速さを求めるよりも、走りが途切れない形を作るほうが伸びやすいです。

  • 跳ばずに、前へ進みながらまたぐ
  • 「1・2・3・ハイ!」でリズムを作る
  • 怖さを減らす順番で、成功体験を積む

ここに、もう1つだけ足すなら。

  • 「越えたあとに止まらない」(着地から次の1歩)

この1点を意識するだけでも、タイムの伸び方が変わってきます。

家でも少しずつ積み上げれば、必ず走りやすくなる

家トレは、難しいことをしなくてもOKです。
タオルや低い段差で、1日5分だけでも続けると体が覚えます。

おすすめは「短く・よくやる」スタイル。

  • 毎日5分(またぎ+リズム)
  • 週1回だけ10分(復習+チェック)

これだけでも、学校の練習で体が動きやすくなります。

焦らず、少しずつ。
できたところを一緒に喜びながら進めていけば、ハードル走はもっと楽しくなりますよ。

うまくいかなかった日があっても大丈夫です。

  • 怖さが強い日は「歩きまたぎ」だけ
  • 体が重い日は「リズム練習」だけ

“ゼロにしない”だけで、上達は続きます。

最後にひとこと。
ハードル走は「速い子が勝つ」だけじゃなく、昨日の自分より走りやすくなるのが嬉しい種目です。

今日の目標は、小さくてOK。

  • 止まらずに1台だけ越える
  • リズムを1回だけ合わせる
  • 目線を落とさない

“できた!”を積み重ねて、自信につなげていきましょう。

(※痛みが強いときや体調が悪いときは、無理せずお休みしてくださいね。)